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森見登美彦さんの原作小説を基にしたアニメ「四畳半タイムマシンブルース」が9月30日に3週間限定で全国公開されます。
劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠さんが脚本を手掛けた戯曲「サマータイムマシン・ブルース」を原案とし、森見さんの『四畳半神話大系』(太田出版、角川文庫刊)の世界観を引き継いで誕生した小説『四畳半タイムマシンブルース』がアニメ化。灼熱(しゃくねつ)の8月、おんぼろアパートの下鴨幽水荘を舞台に、壊れてしまったクーラーのリモコンを取り戻すべく、主人公の「私」はじめおなじみの面々がハチャメチャなタイムトラベルを展開する青春SFアニメです。
2010年に放送されたテレビアニメ「四畳半神話大系」から久しぶりに主人公・「私」役を演じることとなった浅沼晋太郎さん。クセの強さを発揮していた「私」はじめ、12年ぶりとなる「四畳半」シリーズに訪れたさまざまな変化、またこうした変化にどう対処していったのか、などをうかがいました。

※以下では、「四畳半タイムマシンブルース」のネタバレを含みます。
キャラのすし詰めシーンが「気に入っています」
―― 「四畳半神話大系」以来、12年ぶりの「私」役となりましたが、演技はスムーズに運んだのでしょうか?
浅沼晋太郎(以下、浅沼) キャラクターの演技はもちろんですけど、特に作中ナレーションのクオリティーに不安がありました。大変多くの方に届いた作品でもあったので、「『四畳半』シリーズといえば、あの高速のナレーション」みたいに感じられていた方をガッカリさせるわけにはいかない、というプレッシャーに追い詰められてのスタートだった気がします。
ただ、「四畳半神話大系」とはまた違った作品ということもあり、ナレーションがSF部分の解説や状況説明をも担っていたりと、前作からちょっと異なっていたこともあって、「これは『神話大系』とは別物なんだな」「12年前をなぞらなくてもいいんだ」と途中で頭を切り替えました。
そのあたりから、作品の世界観やキャラを自分の中にうまく落とし込めたんじゃないかなと思います。
―― 前作では、1話が丸々「私」の独白だったこともありました(笑)。前作とは雰囲気が多少異なる「四畳半タイムマシンブルース」ですが、特に好きなシーンを聞かせていただけますか?
浅沼 「四畳半神話大系」のときは、他のキャラたちとの立ち位置や関わり方が一話一話違ったんですが、今回の「四畳半タイムマシンブルース」は、例えば大学の先輩後輩という関係値が最初から最後まで一貫して続くので、物語での“仲間感”が前作より少し強くなっている気がしました。
「私」が、小津や樋口師匠と銭湯へ行ったり、タイムマシンにすし詰めになって乗ろうとしたりするシーンは気に入っています。前作では、あれだけ大勢のキャラが一つの画面の中でギュウギュウ状態になることなんてなかったので。


あと、物語の中心となるシーンは夏なので、(脚本を担当した)上田誠さんが「冬が書きたかった」とおっしゃっていて。その結果として、中盤の雪道のシーンで、明石さんとの印象的な出会いが描かれているのも好きです。

―― キャラ同士のかけ合いややりとりの部分ではいかがでしょう?
浅沼 猛暑の部屋で小津と、脱いだシャツでたたき合っているところに、明石さんが入ってくるシーンとか、小津とやり合って「お前は心底面倒くさい!」と言い放つ場面なんかは、「この鬱屈しためんどくささが『私』だよなぁ」と感じましたね。
作中のつまずいた部分を巡って夏目監督と議論も
―― 今回は「四畳半神話大系」でもスタッフとして参加されていた夏目真悟さんが監督を務めています。現場ではどのようなやりとりを?
浅沼 先ほどの話にも通じますが、今作における「私」やナレーションで結構悩んだ部分がありまして。
12年前の「四畳半神話大系」からクオリティーを下げるわけにはいかないし、ともすればファンの方々に「変わっちゃったな」って思われるかもしれない恐怖を抱いたまま収録に臨む中で、どうしてもしっくりこない部分が出てきたんです。
途中で夏目監督とディスカッションをして、先ほど少し触れた、ナレーションにおける役割が「神話大系」とは少し変わっていること、原作の森見先生が(『神話大系』を書いたころから)変化しているから、「私」も成長していることなど、丁寧に説明していただいたんです。
そこでようやく自分の中にスッと落とし込むことができて。すごく時間をかけて丁寧に収録していただきました。

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