「想像だけでビブラスラップを作ってみた」動画が、YouTubeで42万再生を記録する人気となっています。
投稿者はVTuberのヘアピンまみれ(@hairpin_mamire)さん。映画を愛し、いろんな“作ってみた”に挑戦している投稿者です。今回の動画では、YouTubeの効果音によく使われる楽器であるビブラスラップを、構造を調べずに「いらすとや」のイラストと音と名称から仕組みを考察して作っていく企画に挑戦。果たして、ビブラスラップは完成するのでしょうか。





「勘で作る」がテーマではありますが、考察は本格的です。まず音が鳴るしくみについて、「木製の球が重りになっており、楽器を叩くと金属製の取手部分が振動して、箱の中の機構が音を鳴らす構造」だと予想。言われてみれば、確かにそんな気がする。
考察が固まったところで、実際に作っていくパートがスタート。ダイソーで買ってきたキッチンペーパーホルダーを解体して、ビブラスラップの金属製の取手部分に活用する素材に転用していきます。
「『ターミネーター2』のシュワちゃんが皮を剥ぐ時と同じ切り方」と映画ネタの喩えを交えながら黙々と作業。映画好きなら分かってしまうシーンチョイスが絶妙です。さらに木材をカッターで削り、ヤスリがけして木製の球も制作していきます。




取手と球が出来たら、次は肝心な音が出る機構である箱の部分を制作していきます。設計図を起こして、木の板をノコギリで切り分けていきます。手際が良い。木のビーズとバネを使って、木の板を反動で叩いて音を鳴らす機構も作ります。




箱を組み立ててヤスリがけをすると、塗料で焦げ茶色に仕上げて、オリーブオイルを塗ってツヤ出しをして完成させました。見た目はビブラスラップな楽器が爆誕。実際に叩いてみると、それっぽい音も出ます。勘だけで作れるものなのか。


それっぽい音も鳴ったところで、最後に本物のビブラスラップの機構を調べて見比べてみます。すると音の出る機構がかなり違うことが判明しました。ビブラスラップはキハーダという馬の下顎の骨を使った楽器を元にしたもので、今回木のビーズとバネで作った音を出す機構の部分が全く違います。

本来は一列に穴の空いた板に鉄芯が並んでおり、より細かな音が出る楽器だったと知ったヘアピンまみれさんは、正しい機構で改良型も制作していました。正式なビブラスラップまできちんと作る生真面目さが笑いを誘いますね。


今後の作ってみた検証動画にも期待です。
(物書きモトタキ)
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