「BUCK-TICK」ボーカル櫻井敦司さんが急死　ライブ中断からわずか5日後の訃報に「嘘だと言って」「今日はとても悲しい日」

　ロックバンド「BUCK-TICK」が10月24日、ボーカルの櫻井敦司さんが急死したことを公式サイトで発表。57歳でした。体調不良でのライブ中断からわずか5日後、急転直下の訃報にSNSには戸惑いと驚き、そして悲しみの声が数多く投稿されています。

　公式サイトでの発表によると、櫻井さんは19日のコンサート中に体調を崩して救急搬送されましたが同日中に死去。脳幹出血のためと公表されています。同日の公演は中断となっていて、観客がコンサート時の様子をレポートしていたこともありSNSでは多くの心配の声が投稿される中での訃報となりました。

　「BUCK-TICK」は19日中には同日と翌20日のコンサートの開催見送りを発表。その後24日には訃報と合わせて予定していた全コンサートの中止を発表しています。

　「BUCK-TICK」は1984年に前身バンドとして結成され、翌年に現行の名前とメンバーになってから1987年にメジャーデビュー。公式サイトでは「デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷　群馬音楽センターにて35周年を締め括るコンサートを行いました」「そして36年目を歩み始めた矢先でした」と伝えていて、突然の出来事にメンバー・スタッフとも混乱状態にあり、また「言葉に表すことができないほどの深い悲しみ」を訴えています。

　「57歳というあまりに早すぎる旅立ち」と声明からも無念が感じられ、また葬儀はすでに家族葬として済んでいることを知らせながら「ファンの皆様と故人を偲ぶ場を設けたい」と後日の予定について伝えています。

　X（Twitter）では、訃報を受け櫻井さんの名前やバンド名がトレンド入り。多くのファンが櫻井さんの功績をたたえ、「ライブ中に倒れたとトレンド入って心配してたら」「何度櫻井さんの歌に救われた事か。間違いなく世界最高峰のロックボーカリストです」「嘘でしょ。え、嘘だと言ってくれ」「今日はとても悲しい日です」と死去を悲しんでいます。

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