職人が1円玉よりずっと小さいサイズに彫った肖像画がX(旧Twitter)に投稿され、寄せられた「いいね」は5万件に迫っています。

脅威の職人技!!

 投稿したのは島根県で印鑑の製造・販売などを展開する永江印祥堂の公式Xアカウント(@nagaeinsyoudou)。印鑑の印面(文字が刻んだ面)に彫ってあるのは、7月3日発行の新しい1万円の肖像“渋沢栄一”です。

小さなハンコ肖像画職人芸

これは一体……

小さなハンコ肖像画職人芸

1円玉より小さなハンコの印面

小さなハンコ肖像画職人芸

どうやって彫ったんだろう……

 1円玉より小さな印面に刻まれた人影。はんを押した紙を拡大すると、そこには渋沢栄一の姿がはっきりと写っているではありませんか。職人の技術の高さに「あっ」と驚かされてしまいますね。ちなみにかかった時間は「一晩」とのことです。

なんと一晩で!?

 投稿には「すごい!!」「(印影が)ちっっっさ!!」「もう造幣局もビックリやろ!」との驚きの声や、「こんなに細かくても人物像がハッキリ分かるのは、職人さんの技術ですね」「だれかはやく ギネスに知らせて」と技術力の高さをたたえる声が多数寄せられていました。

 また、あまりの小ささに「乱視、老眼が裸眼で見るの厳しいレベル」「ちっちゃくて見えない予感」とのコメントも。それには永江印章店も「たしかに肉眼ではもう見えないですね」と回答。あまりにも小さな肖像画を精緻に彫った職人の技術に、あらためて驚かされますね。

こちらに刻まれているのは……?

画像提供:永江印祥堂の公式Xアカウント(@nagaeinsyoudou)

(谷町邦子 FacebookX(旧Twitter)