食べた桃の種を植えてから、4年後までの成長記録を捉えた動画がYouTubeチャンネル「のりんご」に投稿されました。動画の再生数は91万回を超えています(記事執筆時点)。
桃の種から再生栽培
投稿者は、再生栽培などの家庭菜園に関する動画を公開している「のりんご」さん(@noringo)。以前は、食べ終わった南国の果物・マンゴーを、寒地で3年かけて育てる様子も話題となりました(関連記事)。
今回育てたのは桃の種。ある年の7月5日、白桃から種の殻をくりぬいて割り、種を取り出して土に植えます。約7カ月後には新芽が顔を出しましたが、途中で茎が茶色くなり「成長が止まってる?」と感じる時期も。


さらに試行錯誤して植え替えをし過ぎた結果、ついに葉っぱが全て枯れてしまうというアクシデントもありましたが……。諦めずに室内で育て続けたところ、翌年の春には枯れていた茎の下部から葉っぱが生えているのを発見! 驚くべき生命力で、その後も順調に育ってくれました。



2年後には……
それから大きな鉢に植え替えて、肥料を与えながら育てること2年、高さはなんと84センチに。5月にはもう一回り大きな鉢に植え替えて、鉢底に大粒の赤玉土7、腐葉土3の割合で入れると、苗は著しく成長していきました。

3年後、人工授粉を試みる
その後、種を植えてから3年が経過。11月にはほとんど落葉していましたが、同時に花芽らしき物を発見します。翌年桃の実が成ってもいいように、のりんごさんはさらに大きな鉢に植え替えました。

そして極寒の12月には完全に落葉するも、4月2日には美しいピンクの花が! そこで、のりんごさんは苗の花粉と、別で購入した花桃の花粉で人工授粉を施すことにしますが、その後花が落ちてしまいました……。それでも桃の実が成ると信じて、毎月緩効性肥料を与えることにします。
1週間後、なんとぷくっとした緑の実が成っているのを発見! 湧いてくるアブラムシを駆除したり、サイズの小さい実は摘果したりしながら、懸命に育てます。次第に赤くなってきた桃に果実袋をかぶせ、実の成長を見守り続けました。

「奇跡の桃」が誕生
ついに、種を植えてから4年が経過した7月6日。実がだいぶ赤くなったので、袋を天気の良い日はネットに替えつつ、最後の色付けをします。たびたび訪れる暴風にも負けず、立派に成長を続ける桃に、のりんごさんは「奇跡の桃」と名付けることにしました。
そして種を植えてから4年と12日、発芽してからは3年4カ月の月日がたち、いよいよ桃を収穫することに。種を植えたときには収穫の日が来るなんて想像もしていなかったのりんごさんが、感慨深い気持ちで袋を外すと……。なんと白桃の種を植えた桃は、立派な黄桃に育っていました!
早速カットしてみると、桃はかなりやわらかく熟している状態。実自体も黄色く、まるでマンゴーのような色味とツヤです。その気になる味について、のりんごさんは「これは想像以上の甘さです!!」「こんなに甘い桃は今まで食べたことありません!」と絶賛。花桃で受粉したほうの桃も、同じぐらい甘かったといいます。すでに来年の花芽もついているそうで、次回の収穫も今から楽しみですね! なお、桃の詳しい育て方や、育った桃の糖度測定が気になる人は、動画をのぞいてみるとよさそうです。


のりんごさんの家庭菜園や再生栽培は、YouTubeチャンネル「のりんご」の他、X(Twitter/@noringo_ringo)からも見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「のりんご」さん


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