食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」(1/2 ページ)

すごいとしか言いようがない。

» 2024年03月13日 08時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 YouTubeチャンネル「のりんご」に、食べたパイナップルの葉っぱを育ててみた様子が投稿されました。3年半にわたる努力と愛情が詰まった動画は記事執筆時点で40万回以上再生され、「パイナップルがこんなに神々しく見えたことがかつてあっただろうか……」「もう、ただただ感動です」といった称賛の声が寄せられています。

パイナップルの再生栽培に挑戦!

 投稿主であるのりんごさんは家庭菜園が大好き。日々、食べた野菜や果物から取った種を育てたり、再生栽培に挑戦したりしています。前回は生ごみで古い土を再生させる方法と、落ち葉を腐葉土にする方法を教えてくれました(関連記事)。

 そんなのりんごさんは今回、パイナップルの再生栽培に挑戦します。おいしく食べたパイナップルの葉っぱを育てて、もう一度おいしいパイナップルを食べることはできるのでしょうか……?

パイナップルの葉っぱをひねって取ります まずはパイナップルの葉っぱを取りましょう

日々試行錯誤を繰り返す→3年半後……?

 スタートは7月。まずはパイナップルの葉っぱをひねって取り、切り口を水に浸します。しばらくすると根が出てくるので、大体1カ月くらい経過したところでプランターに植え替えていきます。

切り口を水につけます 根っこが出るまで水に浸します
根が出ました すごい生命力です!

 夏の間はすくすくと成長するため、適宜大きなプランターに植え替えていきます。11月には室内に移動させ、寒さで枯れてしまった葉っぱを切り、酸性に傾いてしまった土を入れ替え……。のりんごさんのパイナップルに向ける細やかな気遣いと愛情に、思わず「すごい……」という声がもれてしまいますね。

1年目の9月7日 植えてから約2カ月後、すくすく成長しています

 翌年4月には一度外に出したものの、まだ早かったため一度室内に戻します。5月には夏を迎える前に、また土を入れ替え、6月にはあらためて外に出し、夏場はすくすくと成長するパイナップルを見てうれしい気持ちになるのりんごさんなのでした。

1年11日目 葉っぱにはするどいとげが

 その後、根腐れしてしまうトラブルがありつつも、パイナップルはなんとか回復して成長を続けていきます。何度も土を入れ替えたり植え替えたり、葉っぱを切ったりとお世話を続けていき……パイナップルは3年目の冬を迎え、葉っぱの太さは約5センチにまで成長しました。

 なかなか花が咲かないなぁと思っていたのりんごさんは、エチレンガスでパイナップルの花が咲くという耳寄りな情報を入手。土の上にリンゴを置いてパイナップル全体をビニール袋で覆い、10日間のエチレン処理を施しました。エチレン処理の実施開始日は4月16日、処理後3カ月くらいで花が咲くとのことですが……?

エチレン処理 エチレン処理を施しました

 なんということでしょう。エチレン処理から4カ月後の8月を迎えると、本当につぼみが出てきたのです。9月にはなんとも美しい紫色の花が咲き、咲き終わった花は日に日に、私たちがよく知るパイナップルの形へと姿を変えていきます。

つぼみが出てきました 3年目の8月、つぼみが出てきました!
パイナップルの花 美しい花が咲きました

「素晴らしい動画でした」「敬意を表します」の声

 そして葉っぱを植えて1295日目、ついに収穫の時を迎えました。収穫したパイナップルをカットして食べてみると葉っぱに近いほうはやや酸味があるものの、下の方は甘くてとってもおいしかったそうです。食べ終わったパイナップルの葉っぱは記念の観葉植物として、お部屋に飾ることにしたのりんごさんなのでした。

収穫 3年と200日目、ついに収穫の日です
いただきます お味は「とってもおいしかった」とのこと、まさに努力のたまものですね!

 3年半かけてパイナップルの再生に大成功したこちらの動画には、「パイナップルの花を初めて見ました。貴重な国産のパイン。3年かけて作った素晴らしい動画でした」「のりんごさんの気長に根気よく向き合う姿勢に、敬意を表する所存でございます」といったたくさんの感動の声が寄せられています。

サムネイル ビフォーアフター

 のりんごさんが手掛ける家庭菜園や再生栽培の様子は、同チャンネルとX(Twitter/@noringo_ringo)に投稿されています。

食べた果物の種を植えたら……?
松ぼっくりを植えて7年後
ピーマンの種を植えてみた

画像提供:YouTubeチャンネル「のりんご

三日月 影狼

オススメ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2408/31/news036.jpg 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  2. /nl/articles/2408/30/news121.jpg 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. /nl/articles/2408/31/news073.jpg 「よくこんなものが……」 米不足でメルカリに米出品→疑問の声も 運営は“禁止出品物”に「然るべき対応」
  4. /nl/articles/2408/31/news025.jpg 次男に塩対応の柴犬、いよいよ次男の帰省最終日を迎え…… 本音が出た瞬間に「不意に泣かせるのやめて欲しい」と感動の声
  5. /nl/articles/2408/30/news017.jpg 最上位グレードのハイエースを“50万円の底値”で購入したら…… 驚きの実物に「ある意味最強」「正直、羨ましい」
  6. /nl/articles/2408/30/news188.jpg 実写「着せ恋」、キャストに物議 海夢の再現度が高すぎるタレントを推す声あがる 「逆になんであかせあかりさん以外の人……」
  7. /nl/articles/2408/29/news193.jpg 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  8. /nl/articles/2408/28/news142.jpg 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. /nl/articles/2408/31/news084.jpg 仕事早いな! 大谷翔平の愛犬“デコピン”、大反響の始球式がさっそくTシャツ化 「こ、これは……」「欲しい!」と爆売れの予感
  10. /nl/articles/2408/30/news113.jpg 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  2. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  3. 「苦手な芸能人は誰?」 あのちゃん、女性芸能人を“実名で即答” 「ここ最近で一番笑った」「強すぎる」
  4. ホテルでチェックアウト、忘れ物で多いのは? ホテル従業員が教える「圧倒的に多い忘れ物」
  5. 乳がん闘病中の梅宮アンナ、抗がん剤治療で「髪の毛ほとんどなくなっています」 帽子かぶり「ああ、来たか」
  6. 「キティちゃんのお面だと思ったら……」 ひっくり返すと“まさかの正体”に11万いいね
  7. 「凄すぎる…」「ガチで滝」 “市ケ谷駅の冠水”が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も…… 東京メトロに経緯を取材
  8. 「早すぎます」「一体なにが」 52歳ボディービルダー、訃報1週間前に最期の投稿で“人生初の試み” 恋人は「亡くなる数時間前まで普通にお出かけも」
  9. お盆で帰省した次男に、柴犬も猫もまさかの反応→どちらも豹変して爆笑 「涙出てきました」「おもろ可愛過ぎ(笑)」
  10. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」