伝統工芸の鳴子こけしで知られる宮城県の鳴子温泉郷に、大雪が降った結果おしゃれなオブジェが誕生してしまいました。自然の力でこけしがおめかし。

鳴子こけし
模様もこけし風の名物ポストが大雪で……?
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こけしの成人式?

 鳴子温泉駅付近の鳴子郵便局は、名物のこけしをかたどった円筒形のポストが特徴。雪が降り積もったある日、偶然にもおしゃれな装いへ様変わりしました。

 頭の上に積もった雪は、まるでロシアのコサック帽、輪っかになった首回りの雪もマフラーのよう。現地の鳴子ホテルがX(Twitter)で紹介したところ、「和装に帽子とマフラーなんて、成人式みたい」と反響を呼びました。

マフラーな鳴子こけし
少しずり落ちているおかげで、よりマフラーらしく
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歩道のこけしはツッパリに?

 鳴子温泉では、歩道に並ぶこけしのオブジェも見もので、こちらも大雪で一変。ポストよりもはるか高く雪が積み上がり、リーゼントかポンパドールか、はたまたポルナレフ(『ジョジョの奇妙な冒険』)かといった髪型になってしまいました。

いかつい鳴子こけし
いかつすぎる

 対面のこけしも同様の髪型になっていて、まるでヤンキー漫画の“ガンの飛ばし合い”のよう。自然にできたコミカルな風景は、「オラオラ感がハンパない」「タイマン張ってるw」「そこんとこ夜露死苦」などと笑いを呼んでいます。

ガン飛ばす鳴子こけし
駅に着いたらとっぽい兄ちゃんとガンのくれあいとばしあい(ヘイ!)

画像は鳴子ホテルの公式Xアカウントより引用