ChatGPTに“ドラえもんを描かせてみた結果”がX(Twitter)に投稿され、「これはすごい」と話題です。投稿は記事執筆時点で64万件以上表示され、7000件を超える“いいね”を集めています。技術の進歩に驚き!
投稿したのは、実業家のけんすう(@kensuu)さん。2025年2月にリリースされたChatGPTの最新モデル「GPT-4.5」の実力を試すべく、異なる特性を持つAIモデル「o3-mini-high」(2024年12月リリース)との比較検証を行いました。
2モデルのChatGPTを比較検証
検証内容は「両モデルにドラえもんの絵を描かせてみる」というもの。o3-mini-highとGPT-4.5、それぞれに「ドラえもんをsvg(フォーマット)で書いてみてください!」と指示を与え、その仕上がりの差を比べていきます。

o3-mini-highが描いたドラえもん
まずは「o3-mini-high」に描かせたドラえもん。青、白、黄色と使われているカラーは正しいものの、目やヒゲのパーツ配置や配色が乱れてしまい、知っているドラえもんとはまるっきり違う姿に。どこかアザラシのようにも見えるオリジナリティあふれる仕上がりで、何も知らずに見たら「新しいキャラクターが登場したのかな?」と勘違いしてしまいそうなほどです。
最新モデルに描かせると……

GPT-4.5が描いたドラえもん
続いて「GPT-4.5」に描かせたドラえもん。表情に違和感は残るものの、パーツ配置や配色が大幅に改善され、一目でドラえもんと伝わる仕上がりになりました。鈴や赤の首輪まで忠実に描かれていてすごい!

仕上がりの差は一目瞭然
驚きの結果に、けんすうさんは「4.5は『svgでドラえもんを描く能力が極めて上がった』という結論になりました」とコメント。なお、「GPT-4.5」は幅広いタスクに対応できるのに対し、「o3-mini-high」は科学や数学、プログラミングを得意としており、各モデルの違いも仕上がりの差に関係がありそうですね。AIって奥深い……!
「完全に人間レベル」「おもしろすきるw」
この投稿に対し、リプライ欄や引用では「俺よりうまい」「完全に人間レベル」「驚異的な進化だ!」とAI技術の発展に驚く声のほか、「まだ微妙に惜しい」「おもしろすきるw」「吹きました」とシュールな仕上がりに対する反応も寄せられました。
ChatGPTでドラえもんを描く実際の様子は、けんすうさんのYouTubeチャンネルで公開されています。
画像提供:けんすう(@kensuu)さん
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