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エリザベス1世はどんなドレスを着ていたのか。肖像画に描かれた衣装を再現し、実際に着用する動画がYouTubeで27万回を超える再生数を集めています。
「虹の肖像」の衣装を再現
動画を投稿したのは、イギリスで6つの宮殿を管理する独立系慈善団体のYouTubeチャンネル「Historic Royal Palaces」(@historicroyalpalaces)です。
16世紀後半のイギリスを統治し、「処女王」とも呼ばれたエリザベス1世。今回は、1600年ごろに描かれたという肖像画「虹の肖像」を再現します。実際にこの衣装が存在していたのかは定かではないとのことですが、もし実際に彼女が着ていたとしたら、どのようなものだったのでしょうか。

「虹の肖像」を再現してみた
重ね着でシルエットを作る
まず着るのは、麻製のシュミーズ(肌着)。その上からステイと呼ばれる、くじらの骨で補強された補正下着をつけます。コルセットに似ていますが、この時代にはまだそうは呼ばれていなかったのだそうです。
スカートのシルエットを作るために、クッションのような腰巻きを付け、その上から麻のペチコート(スカート用のインナーウェア)を、さらにワインレッドのキルティング生地のペチコートを重ね着します。一番上に来るのは、袖と同じ花柄をほどこしたスカートです。スカートだけで3枚も重ね着していたとは!

腰巻きでボリュームアップ
エリザベス1世の豪華な衣装
続いては上半身です。袖にヘビのアップリケが入った豪華な上着を羽織り、背面はひもで締め上げ、前面はホックで留めます。そして首には白いひだ襟を装着して首輪のように巻きつけ、さらに上からオレンジ色のタフタ(光沢のある布素材)のマントを取り付けます。

ひだ襟をつけます
そして、背中に翼を取り付けます。これはエリザベス1世の神聖さや権威を表したもので、当時の人々が信じていた「王権神授説」を象徴したものなのだそうです。最後に純潔さをあらわす真珠のネックレスと、靴にロゼットをあしらってようやく完成です。

豪華……!
「生地も刺しゅうも本当に美しい」の反響
投稿には「とても興味深い」「生地も刺しゅうも本当に美しい」「手の込んだ刺しゅうや宝石の飾りにも意味があったなんて」といった反応があがっています。
Historic Royal Palacesの他動画
画像はYouTubeアカウント「Historic Royal Palaces」(@historicroyalpalaces)より引用
(高橋ホイコ)
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