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多摩美術大学の満点合格者が、当時の入試問題を再現した動画がYouTubeに投稿されました。その驚きの作品に「カッコよすぎ」「好きです」といった声が寄せられるなど注目を集めています。これを試験中に考えて描いたなんて……。

「食べ物をモチーフに『EAT』の文字を配して色彩構成で表現しなさい」
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「7浪美大院生まいける」です。投稿者のまいけるさんは、東京芸術大学を7年連続で浪人した末に多摩美術大学へ進学し、美術予備校の講師を務めた経歴の持ち主です。以前にも、石こう像のデッサンでその実力を惜しみなく発揮した動画が話題になりました(関連記事)。
今回は、まいけるさんの元教え子、多摩美術大学グラフィックデザイン学科に満点で合格を果たしたRさんが登場し、実際の入試問題への解答を再現してもらった動画を紹介します。
満点合格者の“回答”は……?
Rさんが再現したのは、「食べ物をモチーフに『EAT』の文字を配して色彩構成で表現しなさい」という、多摩美術大学2024年度の入試問題です。
専門的に美術の勉強をしたことがない人にとっては、どう回答すればよいのか見当もつかないこちらの設問。Rさんは慣れた様子でどんどん筆を動かします。最初は、鮮やかなピンク色の絵の具から着色。青色の絵の具を塗った後は、その上にマスキングテープをはり、ゆがみのない白色の直線を引いていきます。



マスキングテープを外すと、なんと「EAT」の文字が現れました! さらに描き足していくと、ピンクの絵の具はリンゴだということが分かります。時間経過を表しているのか映画のフィルムのような表現も加わり、1枚の絵にもかかわらず、リンゴが食べられていく過程が伝わる作品が完成しました。



まいけるさんによると、Rさんは試験までの間に、自分に合ったマスキングテープによる手法を究めていたそうです。
グラフィックデザイン学科の入試では、作品を目立たせようと、描き込みを増やして派手にしがちな傾向があるのだとか。そのなかで、Rさんはパリッと明快に色面分割されたシンプルな作品を仕上げ、差別化にも成功! フィルム表現によって時間の経過まで描き出し、自分が思う「かっこいい」を高い技術により貫き通した度胸が、満点合格につながったと分析しています。
どういうこと? あまりのかっこよさに目が釘付け
この動画のコメント欄には「かっこよすぎる」「このリンゴ好きです」といったコメントが寄せられています。フィルム表現や色使いが洗練されていて、1つの作品としてつい目を奪われてしまいますね。
まいけるさんは、この他にもさまざまな美大・芸大界隈の気になる話題をYouTubeチャンネル「7浪美大院生まいける」やInstagramアカウント(@mykell0617)、X(Twitter)アカウント(@mykell0617)で発信しています。
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