ねとらぼ
2025/04/08 15:00(公開)

昭和34年の服を、手作りで再現→令和の女性が着てみると…… 「こんな服見たことない!」驚きの姿に「感動しました」

レトロなおしゃれ服がすてき。

 トロピカルカラーのUSAコットンを使い、昭和34年9月発行の雑誌『若い女性』に掲載されていた服を作る様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事作成時点で1万8000回以上再生され、「こんなにカッコいい服見たことないです!!」「感動しました」などと注目を集めています。

昭和34年発行『若い女性』9月号のワンピースを作る
advertisement

昭和34年発行の雑誌に掲載されていた服を作る

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「そーいんぐ実況 わかこ」。同チャンネルでは、2021年4月にミシンを購入して服作りを始めたわかこさんが、さまざまな服作りに挑戦する様子を公開しています。

 以前にも、昭和36年8月発行の雑誌『服装』に掲載されていた洋服を作る様子が話題になりました(関連記事)。今回も昭和の雑誌を参考にしてレトロなおしゃれ服を作っていきます。

 わかこさんが雑誌の中から選んだのは、大きな襟のついた5分袖のワンピース。淡い黄色のワンピースは清楚で上品な印象です。

雑誌を見せる女性
昭和34年発行の雑誌を参考にワンピースを作ります

 わかこさんは、これを手芸ナカムラの「USAコットン生地 濃ピンク×オレンジ」で作るとのこと。鮮やかなピンクとオレンジの生地で作る服は一体どのように仕上がるのでしょうか。

生地を見せる女性
トロピカルカラーのUSAコットンを使用
advertisement

上半身を作る

 まずは生地を裁断し、上半身の部分を作ります。必要な箇所にタックを入れてミシンで縫っていき、襟と前見頃、後ろ見頃ができました。大きめの襟が立体的でかわいいですね。

生地にタックを入れる女性
タックを入れて
ミシンで縫う画像
ミシンで縫っていくと
襟と前見頃、後ろ見頃が完成した画像
襟と前見頃、後ろ見頃ができました

 次にボタンホールを縫い、袖を縫い付けました。ほっそりした袖のラインがエレガントな印象です。

完成したボタンホール
ボタンホールを作ります
袖が完成した画像
袖を縫い付けました
advertisement

スカートを作る

 続いてスカートの部分を作ります。スカートに8つのダーツを入れた後、タックを折ってミシンで縫っていきます。途中、ミシンから異音がして驚く場面もありましたが、気を取り直して続行。タックの中にダーツが入ることで、スカートの生地がふんわりとした美しいシルエットになりました。

スカートの生地を持つ女性
ふんわりしたシルエットのスカート

ファスナーを縫い付けて完成!

 最後に、上半身とスカートを縫い合わせて、ファスナーとボタンをつけたらワンピースの完成です!

ワンピースを着た女性
ついに完成!

 ピンクとオレンジのストライプ柄のワンピースはとても華やかです。大きな襟や、ウエストからAラインに広がるシルエットがレトロでかわいらしいですね。5分袖になっているので春から夏にかけて大活躍しそう! なお、総制作費は約2000円とのことです。

ワンピースを着た女性
華やかな色とレトロなデザインがかわいい

「素敵に仕上げましたね」と反響

 動画には「うおぉぉぉ! すっごいかっこいい!! 売ってほしい!!」「すごく似合ってます!」「とても素敵です!」「めっちゃいい!!」「柄合わせが難しそうな生地を素敵に仕上げましたね」などの声が寄せられています。

 わかこさんは、この他にもYouTubeで服作りの様子を発信中。Xアカウント(@wakako_sewing)では日常の出来事も投稿しています。

「そーいんぐ実況 わかこ」さんの他の投稿を見る

昭和34年発行『若い女性』9月号のブラウスを作る
昭和38年発行『ドレスメーキング』6月号のワンピースを作る
なぜ毎週毎週、服を作っているのか

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.