帰省中におばあちゃんの留袖を見つけた孫。難しさを覚えつつもかっこよく着こなしたコーディネート動画が2024年1月にInstagramやYouTubeで話題に。ねとらぼの記事でも紹介し、大きな反響を呼びました。ねとらぼ編集部は、投稿したカメラマンでキモノ愛好家の「さんかく」さんに、当時の反響について話を聞きました。
祖母の黒留袖を発見
おばあちゃんのタンスから出てきたのは、最も格式が高い正礼装(第一礼装)とされる「黒留袖」。主に結婚式や披露宴といった限られたシーンで着用される着物で、広げてみると、裏地と表生地が同じ柄の共八掛(ともはっかけ)というデザインでした。上品な柄がすてきです。
孫の斬新な着こなし術
さんかくさんは、この留め袖を自分らしくアレンジして着用することにしました。防寒も考慮して、黒いハイネックの洋服の上から着ていきます。
まずは赤と黒の半衿がついた半じゅばん(着物の中に着る肌着)を着用してから、おばあちゃんの留袖を着て、腰ひも、コーリンベルトを留めたら帯を締めます。黒留袖に合わせる帯として一般的な袋帯がなかったため、実家に持ってきていたピンク色のかわいらしい人形柄の名古屋帯を使用。さらにお太鼓をふっくらとさせる銀座結びでよりカジュアルさを取り入れ、最後の帯締めは半衿と同じ赤と黒を取り入れることでかっこよさをプラスしました。
その着こなしは、ハイネックの襟とブーツも相まって、モダンな装いといった印象の仕上がりに。黒留袖の魅力はそのままに、大胆な着崩しアレンジがお見事です。
「かっこいい!」の声続々
初めての留袖ということもあり、カジュアルに着こなすためにはまだまだ研究が必要だと語っていたさんかくさんですが、完成したコーディネートには「カッコイイ!」「めちゃめちゃオシャレ」「素敵すぎる」「美しい着こなし」と賛辞が多く寄せられ、「ワンピースっぽくて可愛い」「矢沢あい先生の漫画に出てきても違和感のないほどのセンス」「お着物もおばあさまも喜んでいるんじゃないかなぁ」などの声も寄せられました。
さんかくさんに「着物の魅力」を聞いてみた
この動画は現在Instagramで460万再生、YouTubeで144万再生を突破。他にも洋服と着物を組み合わせた和洋折衷な“大正ロマンコーデ”などでたびたび注目を集めるさんかくさんに、ねとらぼ編集部が話を聞きました。
――動画や記事に寄せられた反響への感想を教えてください
さんかくさん:実家で遊んでいた動画に反響があり驚きましたが、祖父が祖母にあつらえてあげた思い出の着物が日の目を見てうれしい気持ちです。
――さんかくさんにとって、着物の魅力とはどこにありますか?
さんかくさん:何十年前のものでも状態が良ければ着ることができる、流行り(はやり)廃りのない楽しい衣装だと思います。
(了)
見ているだけで着物・浴衣を着たくなってくるさんかくさんの着物コーデは、Instagram(@sankak_kimono)、YouTube(@sankak_kimono)、TikTok(@sankak_kimono)で公開中。6月13日には、やさしい浴衣入門書『さんかく浴衣のススメ』が主婦と生活社から発売されました。こちらには一年中浴衣を着られるアイデアがたくさん紹介されているため、興味のある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
画像提供:さんかく(@sankak_kimono)さん
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