「フェルトに瞬間接着剤を使ってはいけないと知らず、危うく大火傷するところだった」。そんな注意喚起がXで注目を集めています。投稿には14万件を超える「いいね」が寄せられ、驚きと感謝の声が広がっています。
白煙がもくもくと……!
投稿者は渡辺庸介さん(@nabecussion)。フェルトに瞬間接着剤を垂らしたところ、思わぬ事態が発生しました。
投稿に添付された動画には、フェルトに瞬間接着剤を垂らしてから数秒後、勢いよく白煙が立ち上る様子が映っています。この状態では、かなり高温になっているとのことです。渡辺さんは誤って指をくっつけてしまい、軽い火傷を負ってしまいました。「すぐ振り払いましたが、接着して取れなくなってたらと思うと……」と当時の心境を語っています。
瞬間接着剤×布・ティッシュは危険
国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどには「ティッシュで瞬間接着剤を拭き取ったら発熱して手にやけどした」といった相談が寄せられています。瞬間接着剤の多くは「シアノアクリレート系」の物質を使用しており、硬化する際に反応熱が発生します。
特にフェルトやティッシュ、布など吸収性の高い素材に染み込むと、表面積が広がることで化学反応が急激に進み、場合によっては十数秒で170度近くまで温度が上昇することもあるそうです。
対処法は「ポリエチレン手袋」や「大量の水」
ケガをしないためには、まずは説明書をよく読むことが大事です。そして使用する際には、ポリエチレン手袋を着用しましょう。また、万が一の場合の対処法も知っておくことも重要です。
衣類に付着した場合は、発熱を防ぐため大量の水をかけます。手指など皮膚に付着して接着した場合は、40度程度のお湯の中で揉むようにはがします。発汗作用で必ずはがれるので、慌ててティッシュペーパーで拭き取ったりしないことが重要です。
「初めて知った」と驚きの声も
この投稿には「50年生きて来て初めて知った」「ありがとうございます!来月、そのまんま同じ事を大量にやろうとしてました!!!」「常識かも…と思っても、こういった投稿がたまに急上昇してくるのは、世の中にとって有用であると思います」といった反応が寄せられています。
渡辺庸介さんは、民族音楽からポップまで幅広く演奏・録音・作曲を手がける打楽器奏者。今回のフェルトは、ハンマーダルシマーという楽器の台にクッションとして着けるためのものでした。最終的には木工用ボンドで無事に接着できたそうです。
動画提供:渡辺 庸介(@nabecussion)さん
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