小さな小さな“高級観賞魚”→腹パンパンになるまで食わせて育てたら1カ月後……　開いた口がふさがらない変化に驚きの声

　体長10センチの“金のアロワナ”の幼魚を1カ月育てた経過報告動画がYouTubeに投稿されました。小さかった子が、こんな姿に……!?

アジアアロワナの一種「過背金龍」をお迎え

　動画を投稿したのは、映像クリエイター系アクアリウムYouTuberのリックアッガイさん。アジアアロワナと錦鯉に関するさまざまな情報をYouTubeチャンネル「【BOWZ】リックアッガイ　Rick Agguy　RA aquarium」で公開しています。

　リックさんはアロワナなどを飼育しているお宅訪問＆取材も行っており、以前には自宅に4.4メートルの池を自作したお宅や、5.1トンの池を自作したお宅を訪問して話題になりました。

　今回は、過背金龍をお迎えしてから1カ月の成長記録を伝えています。過背金龍とはアジアアロワナの一種で、ウロコの淵が背中まで金色になるものをいいます。

すばやく泳いで餌をパクッ

　購入したショップで飼育されていたとき、餌は人工飼料も含めなんでも食べていたそうですが、お迎え時点で生後約4カ月ということもあり、初日の姿はまだまだ細い印象です。

　お迎え10日後の状態を見ると、体は少し太くなってきています。メインの餌として与えている、解凍済みの冷凍ドジョウをカットしたものを水槽に投入する場面では、水に落とした直後にすばやく泳いで食らいつく様子を確認できます。ドジョウはカルシウムが多いという理由でメインの餌にしているそうです。

10センチだった体長がぐんぐん大きく

　お迎えから25日目の過背金龍は見るからに大きくなっています。最初10センチくらいだった体長が、今では12〜13センチほどになったそうです。

　カットしたドジョウを落とすと旺盛な食欲でパクパク食べてくれます。10日目には小さな3つのかけらくらいしか食べませんでしたが、今ではMサイズのドジョウをトータルで丸1匹分くらい食べています。

　この水槽ではもう1匹、プラチナカラーのエンドリケリーも飼っています。過背金龍が餌のドジョウを食べずに手付かずのままになった場合でも、それを食べてくれるのでありがたい存在だそうです。

1カ月後

　飼育32日目、お迎えから丸1カ月を過ぎた過背金龍についてリックさんは、「だいぶしっかりしてきた」とコメント。この時点で体長15センチくらいあるそうです。

　餌はこれまでどおり朝晩ドジョウを与えていますが、この撮影の前夜には1粒しか食べなかったので飽きてきた可能性もあるとのこと。

　とはいえ、ここまでは順調に餌を食べていて、水槽を上からのぞくと体の厚みもしっかりしてきたことがわかります。リックさんは「アロワナっていう感じの体型になってきたんじゃないかなと思います」と言います。

　その結果を踏まえ、これまで冷凍ドジョウを与えてきたのは正解だったとしつつ、今後は冷凍ワカサギを与えることも考えているそうです。ただし、ワカサギはアロワナにとっておいしいらしく、与えはじめるとドジョウを食べなくなる可能性もあるので、体長が20センチを超えるまではドジョウを与えたいそうです。

成長記録動画は継続して随時公開

　順調に育っている過背金龍の様子に、「このサイズの金龍飼ってみたいです自分も」「しっかりアロワナになってきましたね」というコメントが寄せられています。これからもこの過背金龍の成長記録動画は継続して随時公開していき、機会があれば親魚の姿も撮影したいそうです。

　リックさんの活動は、同チャンネルの他、X（Twitter／@uutak1）やInstagram（@rick_agguy）でも公開中です。

リックアッガイさんのアロワナ動画

画像提供：YouTubeチャンネル「【BOWZ】リックアッガイ　Rick Agguy　RA aquarium」