小学校のころに描いたのは大きな夢。それを今も追い続ける男性のエピソードがInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は5万2000回を突破し、「感動しました」「かっこいい生き方」とエールが多数寄せられています。
大正元年創業、五島の老舗「観光ビルはたなか」
投稿者は、長崎県五島市にある「観光ビルはたなか」の公式アカウント(@chankoko_hatanaka)。大正元年創業の同店は、「御菓子司はたなか」や観光土産品店、レストランなど幅広い事業を展開する老舗です。兄弟で家業を継ぎ地元に恩返しすることを志し、弟は料理を、兄はパティシエの道を選び、それぞれの腕を磨いて五島に帰ってきました。今回話題になったのは、お兄さんのストーリーです。
コロナ禍の逆境、それでも諦めなかった
お兄さんは小学校卒業文集で将来の夢に「世界に名前がしられるパティシエになり、店をつぐことです」と書いていました。世界中に五島を知ってもらい、多くの要人を招き、有名な観光地にしたい、と小学生ながら壮大な夢を描いていました。
4年前、東京でのパティシエ修行を終え、「はたなか」に戻ったお兄さん。しかし待っていたのはコロナ禍による経営危機で、「もう店を続けられない」と思った瞬間もあったそうです。若さゆえにバカにされることもありました。主力商品は昔ながらのパッケージで、「食べずに捨てられた」と聞いたこともあったそうです。悔しい思いを何度も味わいながらも、お兄さんは心折れることなく、愛する五島のために尽力し続けました。
伝統を守りながら、新しい挑戦へ
パッケージは伝統的なデザインを引き継ぎながら、おしゃれに一新。パティシエとして学んだ技術を活かし、新商品の開発にも力を入れました。そうして生まれたのが「鬼岳クグロフ」です。五島茶、五島の椿油、そして五島の卵。それらを使い、福江島のシンボル・鬼岳をモチーフにした一品。地元の素材にこだわった、思いのこもったお菓子です。
しかしまだまだ苦しい状況は変わりません。五島列島で100年以上続く「はたなか」の代表銘菓は「治安孝行(ちゃんここ)」。五島列島福江島に伝わる念仏踊り・チャンココ(長崎県無形民俗文化財)にちなんだお菓子です。お兄さんは、生前に会ったことのない祖父の思いを受け継ぎ、「治安孝行」を広めていきたいと語ってくれました。
「この伝統を絶対に消したくない」。小学生のころに抱いた夢は、今も途切れていません。いつか、はたなかが世界に知られる店となる姿を、この目で見てみたいですね。
「応援しています!」とエールが続々
投稿には「めちゃくちゃ大好きです」「頑張ってください!」「素敵です 応援しています」「五島土産と言えば『ちゃんここ』これからも美味しいを続けてもらいたいです」「感動しました…かっこいい生き方ですね…!」「卒業文集、感動しました」といった声が寄せられています。
「観光ビルはたなか」のInstagramアカウント(@chankoko_hatanaka)やTikTokアカウント(@goto_chankoko)では、新商品やレストランでのイベント情報などさまざまなお知らせを発信中。公式サイトでは詳細の他、「治安孝行」や「鬼岳クグロフ」などの商品をオンラインで購入できます。
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