28坪とは思えない開放感！　家事ラク・便利・オシャレ、すべてをかなえた20代夫婦の“理想の平屋”に「住みたいです！」など反響集まる！

　和歌山県のハウスメーカーが投稿した、60坪の土地に建てた平屋のルームツアー動画が、「欲しいが全て叶ってる」など反響を集めています。

敷地面積60坪で実現する“理想の平屋”

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「サンクリのルームツアーチャンネル」（@3cri）。和歌山県で注文住宅やリノベーションなどを手がけるハウスメーカー・サンクリエーションが運営しています。

　今回紹介する動画は、敷地面積60坪の平屋のルームツアー。60坪で平屋は、土地の形などによっては難しいそうですが、無理も妥協もせずに施主さんの理想をかなえることをめざしたそうです。さっそく見ていきましょう！

効果的な照明で広さを感じる玄関

　淡い色合いがステキな外観の平屋は、正面の駐車スペースに車を3台も止められるほど、ゆとりたっぷり。玄関に入ると、段差の下の間接照明が足元をオシャレに照らしてくれます。スリット窓からも自然光が入り、思った以上の広さを感じます。

　壁面にはくぼみを作り、車の鍵などをかけられる金物を設置してあります。玄関先からは上手く隠れて見えないのも嬉しいですね！

　玄関の正面の扉を開けると、広々としたプライベート玄関が現れます。靴や帽子、コートやベビーカーなどが収納できるスペースになっていて、とっても便利！　扉を閉めれば外からは見えないので、生活感も隠せます。

高い天井で帖数以上の広さを実現したリビング

　リビングは天井が4.1メートルと、とても高くて開放感たっぷり！　高い天井で実際の帖数以上の広さを感じられるとのことです。天井から長く垂らされたペンダントライトも、天井の高さが強調されて部屋を広く感じるのに一役買っており、プロの見事な技が光ります。

　壁は全面をベージュのクロスでまとめて部屋全体に統一感を演出。天井まで貼ったことで「良い意味で家っぽくない雰囲気」になったと、施主さんも満足だったそうです。部屋の上部のスクエア窓から差し込む日光や壁面の間接照明もあいまって、部屋全体がとてもオシャレな雰囲気に包まれています。

デザイン性のあるキッチンもオシャレ！

　リビングに設置されたキッチンは、壁で区切られていない独特のスタイル。天板や扉の色は全て統一されており、リビング全体の雰囲気に見事に溶け込んでいます。さながらホテルのキッチンのように、とてもオシャレ！

　もちろん機能性もバッチリ。タッチレスの水栓で、手が汚れていても触れることなくスムーズに手を洗えます。冷蔵庫やパントリーは壁で上手く隠れており、人目につかないようになっています。またキッチンの前部分は収納になっていて、日用品や子どものおもちゃなどをしまえます。

　キッチンの裏には食器棚とつり戸棚を設置。食器棚もキッチンと同様のデザインで、それ自体がインテリアとして、とてもオシャレ！　木製のつり戸棚は、立った時に自然と手が届く高さに設置されていて、使い勝手が良さそうです。

ゆとりある中庭まで実現！

　リビングの窓の外には、なんと中庭まで実現！　とてもゆったりした空間になっています。縁台のようなウッドデッキとタイル仕上げのテラスデッキを備えており、ちょっとした植栽を植えられるエリアまであります。広すぎず狭すぎず、ちょうどよいサイズ感！

　中庭では、バーベキューやプールなどのアクティビティができるのはもちろん、勝手口を通ればランドリールームにつながっているので、洗濯物を干すのも簡単とのこと。大通りにも面していないため、外からの視線を気にせず、たっぷりプライベートを満喫できそうです。

畳仕様の小上がりは収納もバッチリ

　キッチンから目が届く場所にある小上がりには、畳が敷かれています。広さは3畳ほど。子どもの遊び場や少し横になって休むスペースとしてだけでなく、掃除のときに床の物を一時的に移動するスペースにも活用できるとのことです。

　また、段差の部分が引き出しになっており、壁にも小物や子どものおもちゃを片付けられる棚があるため、収納力もバッチリ！　限られた空間を生かした無駄のないつくりになっています。

水回りの動線も考えられている

　プライベート玄関を抜けてすぐの場所には、広々とした洗面化粧台を設置。帰ってきてすぐに手を洗える動線になっています。その横はトイレやランドリールーム、浴室などの水回りスペース。浴室の壁は全面マグネットになっていて、鏡などを一時的に退避させられるので、掃除も楽にできるようになっています。

　ランドリールームには、室内干し用のバーやタオルなどを置ける壁面スペースを設置。お風呂と近いので、バスタオルの出し入れなども楽にできます。さらに隣には、4人家族で1人ずつ十分な専用スペースを確保できるファミリークロークがあり、乾いた衣類をすぐに収納できます。随所に見られる家事ラク動線、とてもありがたいですね！

動線や収納を考えた設計で利便性とデザイン性を両立

　主寝室は水回りのすぐ近くに用意。歯を磨いてすぐ寝られる、着替えてすぐベッドへ入れるなど、動線を考えたつくりになっています。他の部屋も同様で、水回りや主寝室あたりを中心にいろいろな部屋へ簡単にアクセスでき、生活の動線も考えたつくりになっているため、オシャレなのはもちろん、利便性もバッチリです！

　子ども部屋は、将来のことを考えて9帖と広めに用意。真ん中で仕切ることで、4.5帖プラス収納の広さの部屋を2つ確保できるとのことです。2つに分けても机やベッドを置ける十分な広さで、子どもたちも嬉しいでしょうね！

　玄関の近くには、奥行きのあるスペースをつくっていて、ここには日用品などをストックできます。帰ってきてすぐ片付けられる動線は、とっても便利！　また扉の下には隙間があり、ロボット掃除機が自動で出入りできるようになっています。すべての部屋の扉を開けておけば、あとはロボット掃除機が自動で掃除してくれるとのこと。うらやましい！

　60坪の土地でも、部屋の広さやデザイン性、家事のしやすさなど、施主の要望がすべてかなえられたという“理想の平屋”。動画のコメント欄には、「延床30坪以下でこの解放感はすごいです」「この家に住みたいです」といった声が寄せられています。

動画提供：YouTubeチャンネル「サンクリのルームツアーチャンネル」（@3cri）