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ある特定外来生物を捕獲すべく、夜の用水路に行ったら……予想外の生き物に出会った様子がYouTubeに投稿されました。動画には「安全に気を付けて」「油断出来ない」といったコメントが寄せられ、記事執筆時点で3万9000回以上再生されています。
夜の用水路で外来種探し
動画を投稿したのは、生態系保全活動の様子などを発信している「がやまる」さん。以前はとある用水路でガサガサをして、大量の外来種を捕獲する様子を紹介しました。今回はすっかり日が落ちた夜9時ごろに、とある細い用水路にやってきたようで……?
この用水路は以前、特定外来生物に指定されているネズミの仲間「ヌートリア」をたくさん捕獲したことがあるポイントなのだそうです。動画の撮影日は11月15日であり、この日から2月15日まではヌートリアの狩猟期間であることから、ヌートリアを捕獲しに来ました。果たして以前と同じように、ヌートリアを発見、捕獲することはできるのでしょうか?
用水路の脇を歩いていると、水面に浮かぶクロダイの死がいを発見。この用水路は海に近い場所にあるため、淡水と海水が混じりあった、汽水のような状態になっているそうです。ヌートリアはこの用水路のように、塩分濃度が高い場所でも生きていくことができるのですね。
ヌートリアは非常に環境適応能力が高いことから、日本の各地で繁殖し、定着してしまったものと考えられます。がやまるさんはその繁殖を少しでも阻止すべく、引き続きヌートリアを探していくことにしました。
続いて、前回ヌートリアを捕獲した場所に移動しましたが、何もいませんでした。しかし、地面の一部が湿っており、動物がいた形跡があることに加えて、あちこちに動物の足あとが残っています。さらによく見るとヌートリアの足跡としっぽらしい痕跡、そして新鮮なフンを発見。どうやらこの場所には、まだまだヌートリアがいるようです。
捜索を続けていると、用水路から獣道へと続く足あとも発見。まだ新しい足あとのように見えることから、続けて周辺を捜索していくことにしました。
ついにその姿が
さらに捜索を続けていると、ついに用水路を泳ぐヌートリアを発見。様子を見ながら捕獲する方法を考えつつ、網を伸ばして捕獲の準備を進めていきます。そしてタイミングを見て、2本の網で挟み込んで……見事に特定外来生物であり、狩猟鳥獣でもあるヌートリアの捕獲に成功したのでした。
実はこのヌートリアは一通り用水路を見回って、帰ろうとしたときに出会ったのだとか。かなり注意深く見回っても巣穴やヌートリアの姿が見つからなかったそうなので、どこかわかりづらい場所に巣穴が隠されているのかもしれません。
がやまるさんは昨年、この場所で5~6匹のヌートリアを捕獲したそうですが、まだ生き残りがいたようです。今回捕獲した個体は完璧な成体ではなく、独り立ちをした直後くらいだと思われるサイズ感とのこと。この周辺にはもしかすると、この個体を産んだ親がまだいるのかもしれません。
捕獲したヌートリアを観察してみると、まずその長くて密な毛が目に付きます。ヌートリアは毛皮を取る目的で日本に持ち込まれた生き物ですが、その毛皮は太く、長い毛の中に細かい毛がびっしりと生えており、かなり寒さに強いことがうかがえます。
さらに口には大きくて頑丈な歯が、後ろ足には水かきと鋭くて大きなツメが生えていました。この歯やツメで網が簡単に破られてしまうため、ヌートリアを捕獲すると網の消費が激しいのだとか。
外来種のカメを発見したと思ったら……
その後、少し場所を移動すると、用水路の中でぐっすりと眠る条件付特定外来生物「ミシシッピアカミミガメ」の姿がありました。今回は捕まえづらい場所にいたため、見逃すことに。
そしてさらに捜索していると、こちらも特定外来生物の「アライグマ」を発見。人生で初めて目にしたアライグマに言葉を失いつつ、その姿を追いかけましたが……残念ながら捕まえることはできませんでした。アライグマはかなり逃げ足が速く、ヌートリアよりも捕獲難易度が高いと感じたそうです。
実は、この周辺では体の一部が欠損してしまっている二ホンイシガメが多く、「アライグマがいるのかな?」とは思っていたのだとか。しかし、こんな形で出会うとは思ってもいなかったそうです。がやまるさんは今後も定期的にこの用水路に通って、狩猟期間内であればヌートリアと同時にアライグマも探していこうと思っているそうですよ。
「安全に気を付けて」「油断出来ない」と反響
動画には、「アライグマはさすがに手ごわいですよね、狂暴ですからね。安全に気を付けて今年も頑張ってください」「ヌートリアもアライグマも何気なく歩いてるし丸々してましたね……適応能力高そう……」「アライグマはビッくらポンですね。行動や姿はかわいいけど、野獣だから油断出来ない〜」といったコメントが寄せられていました。
がやまるさんはYouTubeチャンネルのほか、X(Twitter/@jpnpondturtle)とTikTok(@siberiannishi)も運営中。外来生物を捕獲する様子などを公開しています。
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