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包丁マイスターが教える「正しい包丁の研ぎ方」の動画が記事執筆時点で再生数約21万4000回と人気を集めています。家庭の包丁が「超切れる包丁」に生まれ変わる技とは⁉︎
動画を投稿したのは、ホームセンター「DCM」が運営する「DCMチャネル」(@DCM01)です。YouTubeで生活に役立つ便利な商品やDIY情報などを公開しています。

プロが「正しい包丁の研ぎ方」を伝授
今回紹介するのは、プロが包丁を研ぐコツを教える動画です。指導するのは、老舗刃物メーカー貝印の包丁マイスター、林さん。初心者でも失敗しない「正しい包丁の研ぎ方」を教えてくれます。
林さんが語る包丁研ぎの魅力とは、食材がよく切れるようになるため、調理の効率が上がって料理が楽しくなること。そして、食材の断面がきれいに切れるので鮮度を保ちやすくなり、味も良くなることだといいます。

包丁研ぎのポイント5つを紹介
包丁を研ぐ際のポイントは大きく分けて5つあります。角度をブレさせずに研ぐ、バリが出るまで研ぐ、反対側も研ぐ、バリを落とす、砥石のメンテナンス、この5つのポイントに沿って研いでいきます。
研ぎ始める前に、滑らかに研ぐために砥石を水に浸しておきましょう。今回は中くらいの粗さの、中砥石を使用します。

ブレずに研ぐコツとは?
それでは、さっそく研いでいきます。包丁研ぎとは、潰れた刃を砥石で削り直して鋭くすること。鋭く研ぐためには、砥石に対して包丁の角度がブレないようにします。
包丁の刃の近くを握り、人差し指を峰の上に置き、親指は刃のギリギリをおさえて3点で支えるように持ちます。

砥石に対して斜めに置くと上下にブレにくくなります。縦方向に対して45度〜60度の角度で、手首をまっすぐにするイメージです。

包丁の刃の角度はだいたい30度が適切とされていて、片側15度、反対側15度を目安に研いでいきましょう。刃が砥石に当たった状態で、砥石と包丁の背中の隙間に小指を入れます。男性は爪ぐらい、女性は第1関節ぐらいまでを目安としてください。
「バリ」が出るまで研ぐ
バリ(かえし)とは、金属を研いだときに出てくるめくれ上がった出っ張りのこと。バリが出ているかどうかは指全体で刃先をなでるように触って確認できます。
刃先の薄さを保つため、髪の毛1本分ぐらいのバリを目指して最小限に研ぎましょう。大事なのは包丁のあごから切っ先まで包丁全体にバリが出るまで研ぐことです。

片刃になってしまうと食材がまっすぐ切れないため、両刃の包丁は片方を研いだら反対側も研ぎましょう。根本を研ぐときは、横に置き砥石の上に角を収めるようにします。左手の親指を峰に当て、刃の角度がブレないように支えます。

バリが出たままだと切れ味が悪く、食材に混入する恐れもあるため、バリを落とします。雑巾に研いだときと同じ角度で刃先を当て、力を入れずに背中の方向に滑らせます。これを何回か繰り返し、片側が終わったら反対側も同様にします。刃にダメージを与えないよう力を入れすぎないのがポイント。

包丁研ぎの成果は?
それでは、いよいよ研ぎ終わった包丁を試し切りしてみます。トマトをスライスしてみると……力を入れなくても、片手だけでスッと薄くスライスできました!

最後に、砥石をメンテナンスします。研いだあとは、砥石がへこんだ状態になりこのまま研ぐと正確に研げません。面直し用砥石で、鉛筆でつけた印が消えるまでこすり、砥石がフラットになるよう整えます。

見違えるように切れるようになった包丁に驚きました! こんなによく切れる包丁で料理をしたら気持ちよさそうですね。包丁研ぎというと特殊な専門技術のように思いがちですが、動画を見ると自分でもトライできそうな気がしてきますね。
この動画のコメント欄には「いつも大根が斜めに切れてました!これからは参考にさせて頂きます」「雑巾でもバリ取りできるなら手軽で良いですね」などの声が寄せられています。
動画提供:YouTubeチャンネル「DCMチャネル」(@DCM01)