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大正時代の雑誌に掲載されていた、お花見弁当の一品を再現した動画がInstagramに投稿されました。時代を感じさせない仕上がりが反響を呼び、記事執筆時点で28万3000回以上再生されるなど注目を集めています。
投稿したのは、大正ロマンや昭和レトロの文化を研究している宮寺理美(@sato_retro)さん。同アカウントでは、古書や実物資料を参考に当時の装いや暮らしの様子を発信しています。以前には、大正時代に販売されていたクリスマスケーキを再現した動画が話題になりました。
『主婦之友』掲載の一品に挑戦
少しずつ寒さが和らぎ、春の訪れを感じる今日この頃。桜の開花情報を聞いて、お花見の準備をしている人も多いのではないでしょうか。そこで今回、宮寺さんが挑戦したのは、大正14年(1925年)4月号の『主婦之友』に掲載されていた、お花見弁当の一品「桜花玉子」の再現です。
巻きすと棒で形を整える
使用するのは、巻きすと三角形の棒5本、竹串5本、輪ゴム数本。まずは、卵2つで玉子焼きを作り、巻きすで包んで丸い形に整えていきます。
なお、オリジナルのレシピは黄身と白身を別々に調理し、白身を花の真ん中に配置するという本格仕様。かなり難易度が高かったため、今回は玉子焼きで作ることにしたそうです。
続いて三角の棒をできるだけ均等に並べ、両端を輪ゴムで固定。その隙間に竹串を配置し、再度輪ゴムでしっかりと留めます。三角形の棒と竹串は押し付けるように密着させ、玉子焼きが温かいうちに素早く行うのがポイント。準備ができたら冷蔵庫でしっかり冷やしましょう。
かわいい“桜花玉子”が完成!
最後に固定していた道具を外し、包丁で切り分けたら……かわいい桜型の玉子焼きが完成です! 現代では専用の型を使えば複雑な形も簡単に作れますが、当時は身近な道具で試行錯誤しながら形を作っていたことが伝わってきます。およそ100年前、この“桜花玉子”は、お花見弁当を彩る特別な存在だったのかもしれませんね。
ちなみに、花見といえば“昔ながらの庶民の文化”という印象がありますが、もともとは貴族の間で楽しまれていた行事でした。宮寺さんによると、江戸時代に庶民へ広まり、さらに明治時代に入ると都市部を中心に花見スポットが次々と誕生。そうした流れの中で、今のように気軽に楽しめる娯楽として定着していったそうです。
「素敵すぎる」「100年以上前にあったのが驚き」と反響
コメント欄には「素敵すぎる」「これが100年以上前にあったのが驚き」「昔の人もこうして春を楽しんでいたのかなと思うとワクワクします 瓢箪でも難しいのに、桜は難易度高いです」「ラップとかは昔どうしてたんかな?」「すごい!!やりたい…けど、まずだし巻きたまごから難しい!!笑」といった反響が寄せられています。
画像提供:宮寺理美(@sato_retro)さん
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