捨てるはずだった酒瓶の破片を加工した作品が、宝石のような輝きで人気です。記事執筆時点で、投稿はX(Twitter)で21万回以上表示され、9600件以上の“いいね”を獲得しています。

材料はドライ・ジン「ボンベイ・サファイア」の空き瓶
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材料は「ボンベイ・サファイア」の青い空き瓶

 投稿者はガラス作家の雲谷(@Moya0068)さん。主に硬質ガラスのボロシリケイトガラスを用い、青や緑、虹色に輝くアートを手がけています。

 今回素材に使ったのは、ドライ・ジン「ボンベイ・サファイア」の空き瓶。青く透き通ったボトルを、ラベルに描かれた宝石のように仕上げていきます。

目標はラベルにデザインされた青い宝石
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ラベルの宝石をイメージして研磨

 雲谷さんはYouTubeで、詳しい作業工程を披露しています。まずは瓶を割り、できた破片から大きさの異なる円盤を複数作成。貼り合わせて球状にまとめ、宝石のように加工していきます。

 作業には研磨盤を使用し、破片を一枚一枚円盤状に加工。研磨材も使用して丁寧に磨くうちに、鏡のように仕上がりました。

研磨盤にガラスを押し当て、破片を円盤状に成形
両面磨いて鏡面仕上げ

 貼り合わせたあとも透明感を保てるよう、接着には強力かつ透明で、変色のリスクが少ない工芸向けの接着剤を使用。気泡が入らないようにぴったりと密着させ、固定したうえで硬化を待ちます。

接着後はつまようじで囲って固定

 接着が済んだら、いよいよ最後の研磨工程へ。専用の器具に固定して研磨盤にかけ、角を落として形を整えていきます。

専用の棒に貼り付けて研磨
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青く美しい輝きに反響

 自己流でカットを加え、鏡面仕上げにした結果、まさにボンベイ・サファイアのラベルをほうふつとさせる作品が完成。ライトを当てると無数の面が複雑に反射し、幻想的な青白いきらめきを放ちます。

かなりイメージに近い仕上がりに
光を当てるとキラッキラ
光を通すと、不思議な模様を投映します

 元がガラス片とは思えない美しさは、「よもやボンベイの空き瓶が一級の芸術品になるとは……」「神業ですね」「そのへんで売ってる本物の宝石よりよっぽど価値のある物だと思う」と、多くの称賛を集めています。

台座に取り付けて、より格調高く
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画像提供:雲谷(@Moya0068)さん