マンションの3階まで届くほどに長く、大きく育ってしまった樹木を剪定(せんてい)するプロの動画が、YouTubeに投稿されました。「スゴイですね」「カッコ良すぎ」「パパさん頑張ってますね」と話題になり、動画の再生数は記事執筆時点で11万回を超えています。
巨木に強剪定
動画を投稿したのは、埼玉県で便利屋「ピカ福」を営むおかちゃんさん。庭や植木の手入れから不用品回収までさまざまなサービスを提供しながら、仕事や日常の様子をYouTubeチャンネル「暮らしのサービス ピカ福」で公開しています。以前には60メートル超えの生垣をお手入れする様子が話題になりました。
今回は12メートルもの巨木に強剪定を施します。マンションの真横に生えているため、伸びきった枝葉がベランダへ入り込んでしまっているそうです。
現場は高所作業車が入れないほどに狭いスペース。そのため伐採のプロであるアケさんが上まで登って切り落とし、最終的には2メートルほどにまで短くします。
近隣住民には事前に手紙で伐採作業のことを通知しており、貼り紙も掲示してあります。しかし、現場近くには1台のバイクが停めてありました。チェーンで柵につながれておりその場から動かせないため、このバイクに枝がぶつからないよう注意して作業を進めることにします。
今回は高所へ上がるために木登り用の装具「ツリースパイク」を使用。その際、スパイクによって樹皮が傷つき、表面にはえぐられたような跡が付いてしまいます。地上から2メートルの高さまでは木を残すため、まずは脚立を使って低い位置の枝をチェーンソーで切り落としました。
ここからは木に登りながら伐採していきます。ロープやツリースパイクを使ってアケさんは少しずつ登り、枝をカット。おかちゃんさんは見積もり作業を進めているため、その間はこぶさんが撮影とサポートを行います。
枝がどんどん大きくなる
作業を始めた直後は短くて小さい枝ばかりでしたが、上へ進むにつれて枝はどんどんサイズアップしていきます。長くて大きい枝を落とす際に大事なのは声を掛け合うこと。現場には上からの合図と下からの返事、そしてチェーンソーの音が響きます。
2階のベランダ辺りまで上がると、枝のサイズはさらに太く大きいものに。単に切り落とすだけではバイクや現場周辺のフェンスに当たりかねません。そこでアケさんは切った枝をしっかりと握り、何もない場所へ落下するようにうまく誘導します。
落下した枝は、こぶさんが引きずらなければいけないくらい長大でとても重そうです。しかし、時にはその長さを利用して直接受け渡す場面も。2人で連携してスムーズかつ安全に降ろしました。
おかちゃんさんも加わり、こぶさんと2人がかりで回収した枝を分解。細かくしたものをどんどんトラックへ積み込みます。
空が見えた
そして、アケさんはついに木のてっぺんまで到達。枝葉に遮られていた視界が開けて、空が見えてきました。葉の茂った枝は1本だけでもかなりの重量ですが、アケさんはしっかりとつかんで枝を真下に落としていきます。
枝を全部落としたら、次は幹を少しずつ短くする作業。今回のように狭い現場では、段差をつけて左右から切り込みを入れた後、幹を大きく揺らして折る伐採方法「ミスマッチカット」で切っていくのが安全だそうです。
木の繊維は真っすぐなため、段差をつけて切り込みを入れただけでは折れません。この丈夫さを利用して不意に折れてしまうのを防ぎながら、重たい幹を切っていきます。何度も繰り返した結果、12メートルもあった幹は2階くらいの高さになりました。
すっかり小さくなった樹木
最後は脚立に乗って目標の高さまで調整。全員で木くずや細かい枝葉を掃除したら剪定作業は完了です。ツリースパイクの痕を付けることなく、キレイに短くできました!
コメント欄には、「高枝切りお疲れ様でした」「手際の良いまさにプロの仕事」「高所はあのように登り切っていくのですね」「マンションの人、部屋が明るくなったろうなあ!」などの感想が寄せられています。
この他にもミカンの木の剪定や、閉校する学習塾の不用品回収など、便利屋「ピカ福」が手がけた仕事の様子はYouTubeチャンネル「暮らしのサービス ピカ福」で公開中です。
画像提供:暮らしのサービス ピカ福(@pikahuku)さん
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