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植物の枝や茎を切り取り、新たな土や水に挿して株を増やす“挿し木”。初心者でも挿し木の失敗を防ぎやすくなる“意外なコツ”がYouTubeで話題です。
「9割が間違えてる」という挿し木のやり方
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Sera | 観葉植物」(@sera_plants)さん。エアプランツを中心とした観葉植物について、育て方のコツやさまざまな検証結果を発信しています。今回話題を呼んだのは、「マジでやめて」「99%成功する」と題した挿し木の方法を紹介する投稿です。
植物を剪定して出た枝を土や水に挿して新たな株を増やす“挿し木”は、ガーデニングが好きな人にとってはなじみ深いもの。しかし、挿し木後に枯れてしまったり根が腐ってしまったりと、うまくいかないことも多々あります。何度も試行錯誤を繰り返してきたSeraさんによると、実は一般的な挿し木の方法とは異なる“意外なコツ”があるのだそうです。
土の種類に注意
まず、使う土は元肥(もとごえ/あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料)が入っていない固めの無機質タイプを選びます。元肥が入っている土は植物との相性が悪いと失敗率が上がるため、肥料が入っていない土に挿し木をして薄めの肥料をあげるのが良いのだそうです。
ここからはいよいよ実際に挿し木を開始。ある程度の長さに枝をカットし、上部の2枚ほどを残して下の方の葉っぱは取ってしまいます。新しい小さな鉢に少しだけ土を入れ、そこに枝をセットしてから土をいっぱいに追加します。
一般的には枝を水に挿して発根させてから土に植えるという手順を踏む場合も多いようですが、Seraさんによるとこの工程は不要とのこと。水挿しで出てくる根と土の中で出てくる根は全く異なっており、水用の根が土でもそのまま使えるわけではないのだそうです。水挿しの工程を挟むと場所も取るため、最初から土に植えて土用の根を発根させれば良いといいます。
なお、数カ月土に植えても根が出てこない繊細な植物もありますが、そういった場合は水挿しではなく水苔を使うと成功率が上がるのだそうです。
水をたっぷり流して作業完了
仕上げにたっぷり水を流して鉢の中の土を潤わせたら、きれいな水を張ったトレーに鉢を設置します。これはSeraさんがたどり着いた独自のコツですが、鉢の底から土が水を吸える状態(底面給水)にすることで水切れを防ぐと失敗しにくいのだそうです。
挿し木した植物はまだ根がないため、土が乾くとすぐ枯れてしまうのだとか。根がないということは根腐れの心配がないため、水をたっぷりあげても問題ありません。こうして水挿しに近い水分量にしておくことで、水挿しのように簡単に土用の根を発根させることができるのだそうです。これはなるほどすぎる……!
この方法で発根させると土の上にも下にもまんべんなく根が伸びるので、より強い植物を育てることができます。さらに鉢の中の土を無駄なく使えるため、植え替えの頻度も落とせるといいます。まさに良いこと尽くしですね。
なお、およそ1週間ほどで根が伸びてくるので、その後は底面給水をやめてOKです。ここからはトレーの上にかご状の穴あきトレーを置き、そこに鉢を並べるのがおすすめとのこと。そうすると水やり後の水が下のトレーにたまり、植物の周辺の湿度が上がってうまく成長してくれるそうです。部屋全体の湿度管理をするのは大変ですが、この方法なら植物の周辺だけ適切な湿度を保つことができますね。
また、この方法は鉢の受け皿にたまる水をこまめに捨てなくても良いという利点もあります。Seraさんは当初水を捨てる手間を減らそうとこの方法を試してみたところ、植物がよく成長することに気付いたのだそうです。
意外すぎる挿し木のコツに反響
この投稿に対し、コメント欄では「勉強になりました」「早速、水苔肥料無しでやってみます」などの声が寄せられました。Seraさんはこの他にも、さまざまな植物の豆知識やテクニックを発信中。気になる人はYouTubeチャンネルをチェックしてみると良さそうです。
Seraさんのガーデニング投稿を見る
動画提供:YouTubeチャンネル「Sera | 観葉植物」(@sera_plants)さん
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