小さな子ども用の上靴に施された、繊細な花の刺しゅうがThreadsで注目を集めています。この投稿は記事執筆時点で18万7000回以上表示され、2万3000件以上の“いいね”を獲得しています。
小さな上靴に刺しゅうした愛らしい花
画像を投稿したのはThreadsユーザーで切り絵作家の「三上亜希子」(@cotococo)さん。今回公開した画像には、三上さんの娘さんが幼かったころに用意した、小さな白い上靴が写っています。
上靴のつま先を見ると、青い糸で花や枝が刺しゅうされています。左右それぞれに大きな花が1輪ずつあしらわれ、その周囲には細い枝と、小さな実やつぼみのような模様が広がっています。細部まで丁寧に仕上げられていますね。
園や学校によっては、絵や刺しゅうなどで装飾した上靴が認められていない場合があります。上靴をアレンジするときは、事前に通っている園や学校のルールを確認しましょう。
上靴から始まったものづくりが切り絵教室へ
三上さんは当時、刺しゅうが初めてで作業の大変さをよく分かっていなかったからこそ、上靴への刺しゅうに挑戦できたのだと振り返ります。しかし、実際にやってみると「あまりにも大変すぎた」とのこと。その後、布などに施す刺しゅうに挑戦するようになり、どんどんハマっていったそうです。
その後、三上さんは刺しゅうを使ったグッズを大量に制作し、自身の刺しゅう作品を展示する個展を開くまでになりました。個展会場では「刺しゅうのワークショップをしないか」と声を掛けられ、初めてのワークショップも開催。参加者が作品を完成させ、「できた!」と笑顔になる時間がとても楽しかったそうです。
それから長い時間が経過し、三上さんが「これからの人生をもう一度立て直そう」と考えたとき、過去に開催したワークショップのことをふと思い出したといいます。刺しゅうを教えたときと同じように「切り絵に挑戦してみたい」と感じてもらえるようにと、現在の切り絵教室を始めました。
三上さんは現在、刺しゅう作家の長野訓子さんとコラボレーションし、切り絵を基にした刺しゅうブローチも制作しています。娘さんの上靴に初めて刺しゅうをしたころには想像していなかったような形で、憧れの長野さんとの共同制作が実現したと振り返ります。
ブローチは、鳥や花、果実などをモチーフにしたもの。切り絵で描かれた輪郭を思わせる刺しゅうの線と、淡く柔らかな色合いの布が組み合わされています。ブラウスの胸元などに着ければ、装いに物語のあるワンポイントを添えられます。
三上さんは「昔の私が見たら、びっくりするだろうな」と現在の心境をつづっています。一見すると遠く離れているように思える出来事も、振り返れば1本の糸のようにつながっているのですね。
三上さんはほかにも、Instagram(@cotococo)で切り絵に関する情報を投稿しています。気になる人はチェックしてみてください。
「ご苦労が分かります」「かわいいも思い出」などの声
コメント欄では「狭いのにひと針ひと針刺しゅうされたご苦労が分かります。ひとつだけの宝物」「私ももっと小さい刺しゅうを上履きにしましたが、硬くて大変だったのを覚えています。これは相当大変だったかと思います。愛情を感じます」「かわいい。油性ペンで絵を描く人はいますが、刺しゅうとは」「針を刺すのも大変でしたね。かわいいも思い出ですね」「母の愛を感じます」などの声が見られました。
画像提供:三上亜希子 切り絵作家(@cotococo)さん
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