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ねとらぼ
2026/07/26 19:00(公開)

アニメ界の“伝説のシーン”をガンプラで再現すると…… 「カッコいい!!!」「躍動感パねぇ……!!」完璧な作品に称賛

 “アニメ界に革命をおこした伝説のシーン”をガンプラで再現してみる動画がYouTubeに投稿されました。ガンプラとバイクの絶妙な組み合わせが「最高」「カッコいい!」と反響を呼び、記事執筆時点で13万回以上再生され、4000件以上の高評価を集めています。

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“伝説のシーン”をガンプラで再現

 動画を投稿したのは、ガンダムのプラモデルやジオラマの制作記録を発信しているYouTubeチャンネル「None Channel【プラモデル製作係】」(@NoneChannel-)。以前には、予算100万円で作る“ガンプラ改造部屋”や、“ガンプラ福袋”の6体を合体させて作った巨大オリジナル機体が話題になりました。

 今回は、ガンプラ「HGUC 1/144 RX-93 νガンダム」と、コトブキヤのバイクのプラモデル「ギガンティックアームズ ラピッドレイダー」を使って、アニメ映画『AKIRA』における“アニメ界に革命をおこした伝説のシーン”をオマージュとして再現します。

投稿者さんがイラストで再現した“伝説のシーン”
投稿者さんがイラストで再現した“伝説のシーン”

 1988年のアニメ映画『AKIRA』は大友克洋さんの同名漫画を原作とし、国内外で高く評価されている作品。特に主人公の金田が、乗っているバイクをスライドブレーキで止めるシーンは伝説的であり、そのオマージュ作品が数多く存在しています。

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“金田のバイク”のホイールカバーを作る

 まず、完成済みのνガンダムをラピッドレイダーに乗せてみます。リアスカート(腰部後方の装甲)が干渉するので、それを外して乗せてみたところ、適当に乗せただけなのに意外とキマった感じになりました。

適当に乗せても意外にキマった
適当に乗せても意外にキマった

 このリアスカートはあとで改造するとして、先に“金田のバイク”のフィギュアを参考にしてバイクの改造から始めます。そのポイントとなるのが、大きな特徴であるドーム型のホイールカバーです。

 ドーム型を作るために利用したのがダイソーの「雪遊びできる泥団子メーカー(3in1)」。その内側の曲面に、練って平らに延ばしたエポキシパテを貼り付け、ホイールカバーの大きさに合わせて円形の溝を付けておきます。

泥団子メーカーを利用してホイールカバーを作る
泥団子メーカーを利用してホイールカバーを作る

 翌日、硬化したエポキシパテを取り外して溝に沿ってカット。断面をやすりがけしてタイヤにかぶせてみると、なかなかいい出来映えとなりました。

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タイヤ周りを寄せていく

 しかし、この時点ではまだ、ホイールカバーを付けた場合のフロントフォーク(前輪とフレームをつなぐパーツ)やスイングアーム(後輪とフレームをつなぐパーツ)のことを考えていませんでした。

 改めて“金田のバイク”のフィギュアを観察すると、前輪は左右4本のサスペンションでつながっていたので、そのスタイルをそのまま取り入れることにします。

 プラパイプで作ったサスペンションをタイヤに固定し、パイプにプラ棒を差し込んだらサスペンション風のものができます。あとは、サスペンション部分を避けてホイールカバーを付けるために、カバーの一部をコの字にカット。カバー内側の中心に短く切ったプラパイプを付け、タイヤの軸をそこへ差し込む形で固定します。これで前輪部分がそれらしく整いました。

“金田のバイク”らしい前輪周りになった
“金田のバイク”らしい前輪周りになった

 一方、後輪はホイールカバーに穴を開けてタイヤの軸を通し、その軸をそのまま元々のスイングアームに取り付けます。

νガンダムをバイクに座らせるための改造

 バイクのほうはいい感じになったので、次にνガンダムのリアスカートが干渉して、そのままではバイクにうまく乗れないという問題の解決に取り組みます。

 まず、干渉している箇所のバイク側のパーツを外してみると、少し後ろにズラしても取り付けられると判明。これで、νガンダムが座れるスペースを確保できそうです。

 それでもまだ干渉する部分があったので、次にνガンダムのリアスカートを可動式に改造します。リアスカートを左右と中央の3つにカットして、穴を開けて針金を通すと個別に稼働するように。これにより、スカートを少し左右に広げてバイクに座らせることができました。

バイクに座れるようになったνガンダム
バイクに座れるようになったνガンダム

各所のディテールアップと改修

 そのほかバイクには、「ハンドルを握れるようにハンドル位置の調整」「ディテールカバーという別売パーツでバイクの各所の穴を埋める」「タイヤの真ん中の合わせ目を消す」「ホイールカバーへのディテール追加」「ヘッドライト用の開閉ギミック内に点灯するライトを作る」「やすりがけで表面を均一にして筋彫りを施す」「バイクを少し大きくするために後輪を後ろにズラす」……などの改修を施しました。

 また、伝説のシーンのポーズを再現するために、νガンダムの頭部がより上に向くようになる改造も行います。

塗装してバイクを仕上げると……

 改修がひと通り終わったら塗装に移ります。まず、バラしたパーツを超音波洗浄機にかけたあとに乾燥させたら、下地塗装から始めます。

 バイクは『AKIRA』と同様の赤にしますが、真っ赤というよりは少しオレンジの入った赤になります。発色を良くするため、まず下地として白い塗料をエアブラシで吹き付けてから、次に調色した赤の塗料を吹き付けます。

 赤以外のパーツもそれぞれエアブラシで塗装したら、筆で部分塗装を施してディテールアップします。また、アクセントとして、νガンダム用のデカールをバイクの赤いパーツに貼ります。

 そのあと、光沢クリアのコート剤を吹き付けます。デカールを貼った赤いパーツについては、乾燥したあとにまた吹き付けることを繰り返し、最終的に5層の重ね吹きとします。

 これだけ重ねたのは、デカール部分の盛り上がりを消すためです。デカール自体を削ってしまわないようコート剤の層だけにやすりをかけると盛り上がりを消すことができました。やすりがけすると光沢が消えるので、最後に再び光沢クリアを吹き付けておきます。

赤いパーツを仕上げたところ
赤いパーツを仕上げたところ

 赤いパーツからのぞく内部のメカ部分のパーツについては、つや消しのコート剤を吹き付けたあとに、すす汚れを表現するため黒の塗料を全体にまぶします。塗装を終えたバイクのパーツを組み立てたら“金田のバイク”の完成です!

“金田のバイク”が完成!
“金田のバイク”が完成!

 今回は原作のバイクそのものの再現ではなく、あくまでもオマージュ作品となりますが、それでもかなりいい感じに仕上がっていますね!

νガンダムも大幅にディテールアップ

 バイクをディテールアップした分、それに合わせてνガンダムも改修します。スジ彫りや小さく切ったプラ板の貼り付け、スリットや穴の追加などによるディテールアップを施し、バランス的に大きすぎるバックパックはガンプラ「バンシィ・ノルン」のものに付け替えます。

 カラーリングは基本的にνガンダムの元々の色を引き継ぎつつ、よりカッコいい色に塗装しなおします。また、色分けや部分塗装、墨入れもしてさらなるディテールアップを図ります。その後、約100枚のデカールを貼ってから、つや消しトップコートを吹き付けるとこちらも完成です。

νガンダムのビフォーアフター
νガンダムのビフォーアフター

エフェクトも加えて“伝説のシーン”を見事に再現

 『AKIRA』風に改造・塗装したラピッドレイダーにνガンダムを乗せて、伝説のシーンのポーズをとらせたら完成! 右手が手持ちぶさたな感じがしたので、紫外線ライトで光るように蛍光塗料を塗装したビームサーベルも持たせてみました。

めっちゃカッコいい!
めっちゃカッコいい!

 このカッコいい仕上がりには投稿者さんも満足したようで、「最初はかなり不安だったけど、めっちゃカッコよくキメることができたと思う」と語っています。

 ここからさらに“伝説のシーン”に寄せていくため、スライドブレーキ時のエフェクトも製作します。 まず、電光のようなエフェクトは、くしゃくしゃにした銅線を枝分かれするように接着。モデリングペーストを盛ってアクセントを付け、緑の蛍光塗料を吹き付けます。また、砂ぼこりのエフェクトは、細いアルミ線に接着した綿をそれらしい形に成形して作ります。

エフェクトも加えてさらに大迫力に!
エフェクトも加えてさらに大迫力に!

 それぞれを配置して通常の光源と紫外線ライトを当てたら最終的な完成形です。迫力満点で『AKIRA』の“伝説のシーン”の見事なオマージュになっていますね!

「カッコいい!!!」「躍動感パねぇ……!!」と反響

 『AKIRA』の伝説のシーンのオマージュとしてνガンダムをバイクに乗せた作品に、「ギャャーー!! すごい!! カッコいい!!!」「うおお! 躍動感パねぇ……!!」「地上戦特化なガンダム感があってかっこいい」「バイクとガンダムが好きな自分からしたら最高な動画ですね」「バイク製作だけでも満足度が高いのに、そこからガンダムの製作+αがあるの最高すぎる」という反応が寄せられています。

 同チャンネルはこのほかにも、ガンプラを中心に斬新なアイデアのプラモデル作品を紹介しています。

「None Channel【プラモデル製作係】」動画まとめ

動画提供:YouTubeチャンネル「None Channel【プラモデル製作係】」(@NoneChannel-

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