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先祖の霊があの世と現世を往来できるよう、お盆の時期に作る飾り「精霊馬」。あるロックバンドのファンが作った、特別仕様の精霊馬がX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で230万回以上表示され、9万2000件以上の“いいね”を獲得しています。
とんでもないクオリティーの精霊馬
画像を投稿したのは、ロックバンド「LUNA SEA」の大ファンであるXユーザーの「電ねこ」(@denki_neko01)さん。今回話題を呼んだのは、2月に亡くなった同バンドのドラマー・真矢さんのために作った精霊馬の写真です。
精霊馬とは、一般的にはキュウリとナスに割り箸などを4本ずつ刺して作るお盆時期の飾り。多くの地域では、先祖の霊が現世へ帰ってくるときは足の速い「キュウリの馬」に乗ってもらい、あの世へ戻るときには「ナスの牛」に乗ってのんびり帰ってもらうという意味があると言われています(参考)。
真矢さんの新盆を迎えた今夏、電ねこさんが作ったのは……。なんと、真矢さんが生前使用していたヤマハのドラムセットを再現した精霊馬だったのです!
ヤマハドラマーとして知られていた真矢さん
真矢さんは「LUNA SEA」のドラマーとして活動を開始して以降、1990年〜1997年までヤマハのドラムを愛用していました。その後は別のメーカーのドラムを使っていましたが、2025年には「原点回帰」として再びヤマハのドラムを演奏するようになりました(参考)。
電ねこさんはキュウリやナス、ズッキーニなどの輪切りをうまく組み合わせ、見事にヤマハのドラムセットを野菜で表現。スタンド部分は割り箸や竹串などをカットして作ってあり、再現度の高い細密な仕上がりに驚きます。ドラマーとして多くの人を魅了した真矢さんの精霊馬として、これ以上ぴったりなデザインはありませんね。
「すごーい!!」「愛だね愛」と反響
「ドラム叩きに帰ってきて!」という真矢さんへのメッセージとともに公開したこの画像に対し、Xでは「初盆にドラムとは粋だな!」「これは真矢さんも大喜びで帰ってきますね」「ドラムスティックならぬ野菜スティック」「何よりジョークが好きな方でしたからね」「凄い愛しかない」「素晴らしすぎて泣ける」などの声が寄せられました。
真矢さんは「LUNA SEA」のドラマーとして1989年にデビューし、「LUNA SEA」が活動休止した際には歌手としてソロデビューするなど、幅広く音楽活動を続けました。その後2020年に大腸がんと診断され、ライブ活動のかたわら治療を続けていました。しかし2025年には脳腫瘍の診断を受け、闘病の末2026年2月に56歳で逝去しました。
【8月27日18時45分追記】初出時、「ナスの馬」と記載していましたが、正しくは「ナスの牛」でした。お詫びして訂正いたします
画像提供:電ねこ(@denki_neko01)さん
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