1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回の紹介するのは、2023年8月にYouTubeで公開された、材料費3000円でスポットクーラーを自作する動画。公開からの約3年間で、再生数は130万回を突破しています。

¥7,202
OFF:¥2,258
2026/08/31 17:14時点|Amazon調べ
advertisement

保冷箱とファンでクーラーを実現

 動画を投稿したのはロードバイク関連のVlogやガジェットレビューを発信しているラバルル(@ravalulu)さん。話題の動画は、公開当時にYouTubeで流行していた「スポットクーラーの自作法」を、より冷えるよう改良したものでした。

 スポットクーラーと言っても原理は簡単で、「凍らせたものに風を当てて冷気を吹き出す」だけ。通風口を開けたクーラーボックスに保冷剤を詰め、ファンを内蔵して風を当ててやれば実現できる仕組みです。

材料は発泡スチロール製の保冷箱とUSB駆動式のファン、塩ビ管の口径変更用ジョイント
advertisement

こだわりの材料で冷却効果をアップ

 100円ショップの商品を使いがちだった既存の動画に対し、ラバルルさんはより効果を高めるために材料へコストをかけています。クーラーボックスには15.7リットルの発泡スチロール製保冷箱(約800円)、送風には2連式で毎分2000回転のUSB駆動ファン(約1600円)を選びました。

 加えて、塩化ビニール管の口径変更ジョイント(約300円)を用意。これを排出口に付ければノズルとなり、風量が増すうえに見栄えもよくなる算段です。コストをかけたといっても、総計3000円弱(※)とまだお手頃。

※すべて2023年当時の価格

 作り方は、保冷箱の天板にファン、側面に塩ビ管を埋め込むだけ。それぞれ取り付け場所に当ててペンでなぞり、できた切り取り線に沿ってカッターナイフを入れます。

取り付け位置にファンを当てて形をなぞる
引いた切り取り線に沿ってカッターでくり抜く

 こうして保冷箱に開けた穴へ、各パーツを埋め込めばスポットクーラーは完成。あとは凍らせた保冷剤やペットボトル飲料を詰めて、ファンで風を送れば冷風が出るわけです。電源がUSBで、モバイルバッテリーでも動かせるため、場所を選ばないのもメリット。

開いた穴にファンを挿入。接着剤を使わなくとも、発泡スチロールとの摩擦だけで留まるそうです
塩ビ管もファンと同様に処理して送風口に
上から取り込んだ空気を側面から排出する仕組みが完成
中の空気を保冷剤等で冷やし、外に出す
空気の流れを意識し、保冷剤は間隔を空けて配置

送風口の温度は19.4度まで低下

 試運転してみると、その効果はラバルルさんの想像以上。送風口の温度を測ってみたところ、もともと31度を表示していた温度計の数値はみるみるうちに下がり、運転開始から約25分で19.4度まで低下したそうです。これは冷たすぎるほどに涼しい……!

運転してみると、想像以上の風量。確認に取り付けたティッシュが勢いよくなびく
送風口付近の温度は、5分程度で31度から20度付近へ。トータル約25分で19.4度に

 もっとも、これはあくまでも送風口まわりの温度ですし、冷気の源となる保冷剤も、いつまでも冷たいわけではありません。それでも、テントなどの狭い空間で、短時間涼む分には十分役に立ちそうです。

 ある程度効果が見込めるとなると、持続時間が気になるところ。ラバルルさんは反響に応えて、2026年にあらためて行った検証結果をコメント欄で報告しています。

 この再検証においては、中へ保冷剤をギチギチに詰め、室温31度・広さ約20畳の部屋で運転を開始。この広い場所でも効果は6時間持続したことから、ラバルルさんは「車中泊や四畳半程度の部屋ならば十分な効果があると思います」とコメントしています。

advertisement

安価ながら絶大な効果に反響

 キャンプや車に持ち込みやすく、自由研究の題材としても有用なこの工作。公開から3年がたった今でも注目を集め、「これはすごい……!」「やばい、めちゃくちゃ作りたいこれ」「いい動画見つけた!」「これは凄いアイデア!」「夏場のトイレ内が灼熱(しゃくねつ)なので作ってみようかな」といった声が寄せられています。

 その一方で、「うちではこんな大量の保冷剤を冷やせない」といった声も少なくありません。試す前には、冷凍庫のキャパと相談したほうがよさそうです。

画像提供:ラバルル(@ravalulu)さん

advertisement

【Amazon】今売れている商品TOP5【2026年9月版 ねとらぼ】

読者に人気のアイテムはこちら!