5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2020年にYouTubeで公開され、記事執筆時点で再生回数256万回以上を記録した、高級レザーバッグの修理動画を紹介します。

Vintage Hermes Constance Restoration
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革小物の修理のプロが作業風景を公開

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「The Handbag Clinic Official(@HandbagClinicOfficial)」。ハンドバッグや革小物のクリーニングと修理・修繕を専門とする職人が、さまざまなアイテムを直していく様子を発信しています。

 今回の動画では、1974年製のエルメスのバッグ「コンスタンス」を“完全修復”するまでの過程を約6分のダイジェストで公開しています。ビフォーでは、傷やムラ、一部が切れて取れそうになっていたりと、かなり使い古された様子でした。

 まずは糸を外すところから。傷つけないように丁寧にほどいて引き出したら、軽く接着して“仮止め”した後に手縫いで元の縫い目に沿って縫い直していきます。

手作業で縫い直す様子
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使い古されたブランドバッグを修理

 端っこの切れてしまった部分は、違和感が出ないようにその部分だけカット。ここまでできたら、複数回に分けてレザー表面を丁寧にクリーニングしました。

 次に専用の塗料で表面を補修していきます。色を元のバッグになるべく近づけるため、色を混ぜた後に別の素材に塗ってから比較して確認。その後テープで養生を行ったら、最初は細い筆を使い、バッグに施された文字などを塗らないように気をつけて塗装します。養生が難しい部分が塗り終わったら、エアブラシでムラなく塗り進めました。

文字を塗らないように、先にまわりを細い筆で塗ってから養生を行いました

 一番ダメージがあったのがストラップ。表面がボロボロになっている部分が数カ所あり、こちらはなんと新しい“特注ストラップ”を一から製作しています。近い革を選び、カットして縫製、コバ処理、仕上げの塗装まで。完成後に比較していますが、そのクオリティーの高さはさすがの一言です。

元のストラップ(画像左)と製作した“特注ストラップ”(画像右)

 最後に、特徴的な「H」字のクラスプ(留め金)などをきれいに磨いたら修理完了。ビフォーの使い込まれた見た目もすてきでしたが、職人によって丁寧に“修復”されたアフターはうっとりする美しさです。

経年変化によるやわらかさなどはそのまま、見た目がきれいに蘇りました!

「なんて職人技」「本当に見事です!」と反響

 この投稿に対し、YouTubeでは「なんて職人技……なんて芸術家なんだ!」「見ていて本当に気持ちがいい」「細部へのこだわりも素晴らしいですね! 本当に見事です!」「完璧に色を合わせていることに驚き」「修理が必要になったらあなたに送ります!」などの声が寄せられました。

 同チャンネルではほかにも、カビでひどく汚れたバッグの修理風景や、持ち主の要望に応えてバッグの色を変える様子などが公開されています。

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動画はYouTubeチャンネル「The Handbag Clinic Official(@HandbagClinicOfficial)」から引用

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