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ガジュマルを剪定した際に出た枝を育ててぎゅっと合体させ、理想の“世界樹”を作っていく様子がYouTubeで「こんな方法があるんですね」「すごい。。」と話題です。動画は記事執筆時点で2万7000回以上再生されています。
ガジュマルの枝を集めて世界樹を作る
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「【 Green Day’s 】(@greensamurai-i3v)」。理想のガジュマル盆栽を作るための、「仕立て」や「育成」に特化した動画を公開しています。以前には、ガジュマルの細い挿し木を6本集合&合体させてから1年後の様子が注目を集めました。
今回話題を呼んだのは、ガジュマルの挿し木を集結させて巨大な盆栽を作っていく様子です。投稿者さんが作りたい盆栽のイメージはずばり、「世界樹」とのこと。どのように育てれば幹が太くて葉は傘のような形をしている、イメージ通りの盆栽が作れるのでしょうか。
まずは挿し木を作る
今回の盆栽は短期間で幹を太くしたいので、挿し木を合体させる方法で仕立てていきます。なおこの挿し木を作るための穂木(ほぎ)には、以前紹介した6本の挿し木を集合・合体させた盆栽を作った際に出た枝を使用しました。
まずは挿し木を作るため、穂木の下の方にある枝を切り取り、水を吸い込みやすいように枝の根元を斜めにカット。カットした部分には発根剤を付け、挿し木用の用土と特に何も入れていない水に挿しておきました。
1週間後。水に挿した枝には、たくさんのカルス(白い塊状のもの)が出ていました。投稿者さんによるとカルスは根や気根、芽や枝に変化していく不規則細胞の塊であり、傷口をふさぐカサブタのようなものでもあるのだそうです。
本来はこの後発根し、成長してから鉢に植えるのがベストですが、作業をしている段階でシーズンオフが迫っていました。そのため発根が確認できないまま鉢に植えることになりましたが、幸い枯れることはありませんでした。
挿し木を合体させる
それから5週間後。この日は挿し木を合体、集合させる作業を行います。まずは形、スリットともに扱いやすいためよく使っているという菊用の鉢に鉢底ネットを敷き、用土を準備していきます。
用土はシーズンオフに入るため有機物が少ない一般的な「培養土」と、無機質で排水性を上げ、栄養素を取り込みやすい「小粒の赤玉土」、排水性、通気性を上げる「パーライト」の3種をブレンドして使います。用土の他には通常の化成肥料、鉢底石、殺虫剤を用意しました。
今回作る世界樹は盆栽仕上げにするため、また根を下ではなく横に伸ばすために、鉢の中に逆さまにした小鉢を仕込みます。こうすることで土の量を減らし、根腐れを防ぐこともできるのだとか。また小鉢の穴から根が入らないよう、小鉢の上に鉢底トレーを置いたら、鉢の下準備完了です。
鉢の下準備が終わったら鉢底石をふるいにかけて粉を除去、水洗いしてから鉢に2センチほど敷いておきます。続いてタライなどに培養土を4割、ふるいにかけた小粒の赤玉土を5割、パーライトを1割の割合で入れ、化成肥料を一握りと半分入れます。そして赤玉土をつぶさないようにさっくりと混ぜたら、用土の準備も完了です。
用土の準備が終わったら、育てておいた挿し木の中から集合させるものを選んでいきます。挿し木は枝の支え棒を抜いてからポットから抜き取り、土をしっかり落としておきましょう。
なお、挿し木の中で一番大きく育っていたのは、挿し木用の用土で育てたものでした。水に挿し、カルス状態で鉢に植えたものも根は多くないものの発根していたため、集合させていきます。
土を落としたら挿し木同士を癒着、合体させる作業に入ります。まずは中心に一番太くて大きな挿し木を、一番外側には細い挿し木を置き、癒着させる面の根をできる限り取り除きましょう。
続いて挿し木同士の癒着させる部分を長さ2センチほど、カッターで形成層が出てくる深さ1ミリくらいまでそぎます。両方そいだら癒着させ、他の挿し木も同様に癒着させていきます。
全ての挿し木をまとめたら細い針金で仮留めし、癒着部分を固めるために接ぎ木用テープで強めに巻いておきましょう。癒着には通常2カ月ほどかかりますが、今回はシーズンオフに向かう時期なので、もう少し時間がかかるかもしれません。
続いて用意しておいた鉢と用土を使い、ガジュマルを植え込んでいきます。鉢に用土を2センチほど入れ、その上に薄く殺虫剤をまき、根が直接殺虫剤に触れないように少し用土を入れておきました。
その上に合体させたガジュマルの根をつぶさないよう、放射状に伸ばして入れていきます。根が太くなってから修正するのは難しいため、投稿者さんはこの作業を慎重に行うことをおすすめしていました。根の仕立てができたら、鉢を用土で埋めて作業完了です。
この先の世界樹計画について
挿し木を合体、集合させてから4日後。この数日間で挿し木を4本追加し、合体させて詰まっていた枝葉を剪定してさっぱりさせたというガジュマルは、なんとも立派な姿になっていました。
現在ガジュマルの高さは1メートルほどですが、来年の8月ごろには2~3メートルまで伸ばし、そこから1メートルくらいに切っていく予定とのこと。その間に底辺横枝を50~90センチくらいの高さから伸ばしていき、最終的には傘状に仕上げようと思っているそうです。
挿し木の1本1本はまだ細い状態ですが、来シーズンにはお互い癒着して太くなっていることでしょう。今後は成長を促進させるため、できるだけ剪定はしない予定でいるとのこと。また今回の剪定で出た穂木で新たな挿し木を作っていて、成長後は世界樹に癒着させる予定だそうですよ。
たくさんの挿し木を合体させ、世界樹を目指しているこのガジュマルは今後どのように育っていくのでしょうか。この先や来年の姿を想像しつつ、じっくりと見守っていきたいですね。
「こんな方法があるんですね」「楽しみです!」と反響
この投稿に対し、YouTubeでは「いいですね。どのような仕上がりになるか楽しみです!」「こんな方法があるんですね! 次の動画楽しみです」「挿し木合体法良いですね!」などの声が寄せられました。
投稿者さんはYouTubeチャンネル「【 Green Day’s 】」(@greensamurai-i3v)で、ガジュマル盆栽の情報を発信中。石付き盆栽の作り方、複数本の合体、太い気根の出し方など、独自のテクニックを見ることができます。
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動画提供:YouTubeチャンネル「【 Green Day’s 】」(@greensamurai-i3v)
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