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9月の台風25号による大雨の影響で、堤防が決壊し、広範囲に浸水被害が出た千葉県の印旛沼周辺(参考:千葉県Webサイト)。そんな現地で見られた光景を伝えるX(Twitter)のポストが話題です。投稿は記事執筆時点で160万回以上表示されています。
田んぼの水の中に泳ぐコイの姿を発見
投稿したのは、あらかわちゃんねる(@turisaitama)さん。YouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる(@Arakawa455)」を運営しており、普段は生き物を見つけるために海へ潜る様子や、“ガサガサ”(タモ網を使って水辺の生き物を捕まえ観察する遊び)をする様子などを投稿しています。
今回話題を呼んだのは、「印旛沼の氾濫で逃げたコイの現状見てきた」と投稿された写真です。9月28日に撮影されたもので、水が張られた田んぼでたくさんのコイたちが泳いでいる姿が写っています。これは衝撃的……。
養魚場で聞いた現状
あらかわちゃんねるさんは、周辺の水たまりや水路でも、弱った様子のコイを多数確認。また、そんなコイを養殖していた養魚場で話を聞いたそうですが、敷地内で回収できるものは可能な限り回収したものの、9割以上の設備が使用できなくなっており、回収したコイを維持するだけで精一杯の状況だったそうです。近隣の川や水路、沼に流れたコイは、現状では回収が厳しく、施設の状態は壊滅的だったとのこと。
ちなみに同日には、田んぼにサギと思われる鳥が異様な数集まっている光景もみられました。どうやら完全にエサ場と化してしまったようです。
あらかわちゃんねるさんはその後、近くの川で紅白や黄色い外観のドイツゴイを発見し保護。施設に持っていくも、施設外に出た個体の引き取りは、9月28日時点ではできないと言われたそうです。外に出たコイは野外の菌が入ってしまうため隔離が必要になりますが、その設備もないとのこと。なお、「施設側も状況が変われば変化もあるかもしれませんので参考までに」と補足しています。
また、「再放流は絶対しないで欲しい」との要望もあったそうで、あらかわちゃんねるさんは保護したコイを持ち帰って飼育することにしたとのことでした。
「胸が痛い」「ダメージは深刻」と反響
「1日でも早い復興を願ってます」と投稿された現地の様子には、Xで「切ないなぁ」「現場の状況が厳しいのが伝わるね」「かわいそうだな」「胸が痛い」といった声から、「設備破損も含めて養殖業者のダメージは深刻」「生き残っても病気に感染してるかもしれないし戻しても殺処分という可能性もある」「被害に遭ったのは人間だけじゃない」などの反応が寄せられました。
また、あらかわちゃんねるさんの行動に、「家でこんな大きな鯉飼えない…。飼ってあげる主さん優しい」「良い飼い主さんに拾われて良かったね」「新しい環境にも早く慣れてくれるといいですね」などの声も上がっています。
印旛沼周辺の復旧に関しては、国・千葉県・水資源機構が連携を強化するべく「チーム印旛沼」を結成(参考:国土交通省)。千葉県によると、10月15日までに被災した堤防の緊急復旧が完了した一方、被害の原因究明や復旧に向けた取り組みも進められています(参考:千葉県Webサイト)。
画像提供:あらかわちゃんねる(@turisaitama)さん
X(Twitter)の反応まとめ
※当記事では、X社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてポストを利用しています。
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