元気「KAIDO -峠の伝説-」のオープニングムービーを公開

7月28日に元気から発売されるプレイステーション2用ソフト「KAIDO -峠の伝説-」のオープニングムービーが編集部に届いた。発売を前にして、峠の攻めっぷりを一足早く体感しよう。

» 2005年06月10日 14時00分 公開
[ITmedia]

 元気が7月28日に発売を予定しているプレイステーション2用ソフト「KAIDO -峠の伝説-」のオープニングムービーが編集部に到着した。さっそく中身を確認すると、野を山を首都高を、もちろん街道を、車の列が疾走していく。

 「KAIDO -峠の伝説-」は、全国各地の峠を舞台にした元気の「街道バトル」シリーズの最新作となる。過去に発売した「街道バトル」や「街道バトル2 Chain Reaction」の続編ではなく、よりストーリーを重視した新たな章の開始と位置づけられている。

 風光明媚な峠を忠実に再現したコースの大幅な追加、グラフィックの向上はもちろん未舗装路(グラベル)の追加、世界観をより体感するための新たなシステムの搭載など「街道バトル」シリーズの新章にふさわしい内容だ。

 全国各地の峠を制覇するために、プロドライバーや首都高を制覇した走り屋チームと争う本作でも、前シリーズ同様「SPバトルシステム」を採用しているほか、新要素として「真ライバルシステム」を搭載している。

 「真ライバル」は、通常のライバルとは異なり、時にはプレイヤーに共感し、時にはバトルに発展するなど、プレイヤーに対して本当の意味でのライバルとなりえる存在となる。真ライバルは、プレイヤーの行動に呼応する形で、クルマを乗り換えたり、プレイヤーにバトルを挑んできたり、プレイヤーの噂をBBS上に流して、プレイヤーと共に成長していく。ゲーム内でプレイヤーが一番感情移入できる存在が「真ライバル」となるわけだ。

ライバル達はすべてシルエットで表示され、バトル前にはコメントも表示される。また、綿密に設定されたライバルのプロフィールもパーキングで見ることができる。コメントとプロフィールにより、感情移入が一層増すというもの
プレイヤーに憧れて近づいてくるライバルや、偶然出会い関係が始まるなど、知り合う方法が多数用意されている。クルマのディーラーやパーツショップで偶然会い、突然バトルを申し込まれる、なんてことも

 コースは全国19カ所。レーザー計測による点群データを使用し、実在のものを忠実に再現している。

「碓氷峠」群馬県の横川から長野県の軽井沢をつなぐ旧国道18号線。1997年に廃止となった信越線が使用していた碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)や木漏れ日なども再現している
「北海道」北海道帯広市郊外の峠を忠実に再現。街道シリーズ初のグラベル(未舗装路)に加え、各所にジャンプポイントも設置されている
「志賀草津」草津温泉から白根山(青葉山)につながる「草津白根火山ルート」を再現。付近は硫黄臭が立ち込める殺生河原やロープウェイなど、雄大な自然が広がり、夜には満点の星空が浮かび上がる
「横浜」街道バトルシリーズ初の市街地コース。みなとみらい線「元町・中華街駅」から外人墓地に伸びる道路を再現。非常にタイトな上に狭いので攻略するには相当の腕が必要。コースからはマリンタワーや横浜の中心街も眺めることができる
「雪の大谷」立山黒部アルペンルートの一部を再現。通常では一般車の通行は禁止されているが、ゲーム内では特別に大会が開かれている設定。毎年四月中旬から末頃にかけては「雪の大谷」を歩くイベントも行われている
「妙義山」榛名、赤城、碓氷等に続く群馬県でも有名スポット。コース頂上付近には「妙義神社」があり、ふもとでは急勾配でのヘアピンカーブが続く

 とりあえず予習はこんなところ。オープニングムービーでは桜が舞い、若葉萌え、紅葉が揺れ、凍える空気を裂いて駆ける“走り屋”たちの姿が収録されている。街灯の明かりを鈍く反射させて目の前を過ぎていく車の躍動感に痺れてほしい。

【KAIDO -峠の伝説-:オープニングムービー】

こちらをクリック

KAIDO -峠の伝説-
対応機種プレイステーション 2
メーカー元気
ジャンルレース
発売日2005年7月28日
価格7140円(税込)
人数1〜2人
(C)2005 GENKI


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