コズミック・イラを体験せよ――「機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜GENERATION of C.E.〜」(2/2 ページ)
近・中・遠の特性を考えて行動せよ
GENERATION of C.E.は、これまでの「Gジェネレーション」シリーズと同様に、マップ上にモビルスーツを展開し、陣営ごとに戦闘を繰り返し、勝利条件をクリアすればミッション終了、というのが流れだ。
SEEDの世界では基本的に「地球連邦軍」、「Z.A.F.T.」の両陣営に分かれて戦いがくり広げられるが、場合によっては「オーブ首長国連邦」や「アークエンジェル」といった第3勢力も加わった、みつどもえでの戦いになることもある。その場合の自軍は、ストーリーによって変化するので、インパルスに乗るシン・アスカを操作して、フリーダムのキラ・ヤマトとの厳しい戦いが待っている場合も。
モビルスーツが使える武器には「近距離」、「中距離」、「遠距離」の特性が設けられている。たとえばインパルスのビームサーベルは近距離、ビームライフルは中距離および遠距離、ガナーザクウォーリアのM1500オルトロスは長距離、といった具合だ。いずれにも命中率や攻撃できる範囲が決まっているので、相手のHPに応じて、使い分けて戦う必要がある。
また、それぞれの武器には、使用したときに消費するエネルギーが定められており、エネルギー切れにならないよう、うまく戦いを進めることも大事だ。エネルギーはマップ上の回復ポイントか、自軍の戦艦内に帰還することで回復できる。インパルスなど、一部のモビルスーツは「電送」により回復することも可能だ。ちなみに戦艦に帰還するとHPも回復できる。上手にHPを回復させながら相手を倒していくあたりも、攻略のポイントとなるだろう。
このほか、ダメージを与えたり受けたりするときにたまる「B.P」(バトルポイント)がたまると、「バーストアタック」が発動できる。発動できるポイント数はモビルスーツによって異なるが、大ダメージを与えられるので効果的に活用したい。バーストアタック時には、登場しているキャラに合わせたアニメーションが流れる。
なお、キャラクターによっては、攻撃時に「SEEDセンス」として、○△×□のいずれかのボタンを押すことで、攻撃力や防御力、回避力が向上することもある。ただし、SEEDセンスが発動するかしないかは完全にランダム。同じボタンを押し続けていてもなかなか決まらない。しかし発動できると、いわゆるアニメの“種割れ”BGMが流れるといった演出もあり、かなり爽快だ。
SEED/SEED DESTINYにはまっている人ならば、一度はあのキャラを操って戦いに勝利したいと思うものだろう。本作はそんなファンに向けたサービスがいっぱい詰まっている1本だ。
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