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» 2005年09月17日 06時26分 公開

パーティゲームは“ジャマしてなんぼ”――Xbox 360「エブリパーティ」プレイリポート東京ゲームショウ2005――マイクロソフトブース

ボードゲーム好きで有名なゲームリパブリックの岡本吉起氏がプロデュースする、誰もが本気で楽しめるXbox 360用新感覚パーティゲーム「エブリパーティ」。「運の強さ」以外に、この手のゲームでは必要なものがあることを、改めて気付かせてくれる1本だ。

[遠藤学,ITmedia]

 ボードゲーム好きで有名なゲームリパブリックの岡本吉起氏がプロデュースする、誰もが本気で楽しめるXbox 360用新感覚パーティゲーム「エブリパーティ」。本作では、さくらももこ氏がキャラクターデザインを務めていることでも話題を呼んでいるタイトルだ。

 ゲームモードにはひとりプレイ用の「おはなしすごろく」や、マルチプレーヤー用の「わいわいすごろく」、Xbox Liveでの対戦など、さまざまな楽しみ方が用意されている。

 ただし、Xbox Liveに対応している、また「パーティゲーム」というジャンルであるからには、多人数でプレイしてこそ本作を理解できるはず、と(半ば妄想的に)考えた筆者は、(これまた半ば強引に周りの客を巻き込み)4人プレイでゲーム、町の中を進みながら、誰よりも早く「あがり」を目指す、「わいわいすごろく」を行うことを選択した。

 マスを進むにあたり、本作ではサイコロではなくルーレットを使用する。ルーレットには1から6までが同じ確率の「きほん」ルーレットのほかに、3と4の確率が大きくなる「へいきん」、さらにはメダルを消費するルーレット(3枚消費で最大15マス進むことができる「みらくる」というものがあった)や、メダルやルーレットそのものを奪うことができる「よこどり」など、確認した限りでは実に30種類以上が用意されていた。

photo ゲームの基本的な画面はこのような感じになっている

 ちなみに筆者が持っていたのは「きほん」のほかに、妨害キャラクターである「ちからっ子」を横取りしたり、所定のマスに配置可能な「ちからっ子」ルーレットであった。これは幸先が良いと考えたものの、最初から攻撃を仕掛けていく必要はないと判断し、まずは「きほん」で慎重に進むことを選択(後にこれが重大な事件を巻き起こす!)。

 マスには、メダルやルーレットなどが描かれているものがあり、それぞれの絵柄に応じて、青いマスはプラス効果、赤いマスはマイナス効果が発生するものとなっていた。また、「?」マークが主に分岐点となる位置に配置されている。こちらは止まったプレーヤーにとって有利になることが起きるのがほとんどだったが、実は何が起きるか分からないマスでもあるとのこと。

photo ルーレットが手に入るマスに止まったようだ。なお、確認した限りでは、最大で5つのルーレットを所持しているプレーヤーがいた

 また、ゲーム中ではプレーヤー4人による「ミニゲーム」が発生するマスもある。力を調整し、動くポールに輪を入れていく「わなげでよいショット!」や、飛んでくる缶にカーソルを合わせて、撃ちおとしていく「ショットかん!」など、バラエティに富んだミニゲームが用意されていた。

photo ミニゲーム「ショットかん!」

 「ミニゲーム」はある程度の操作スキルが出るものの、この手のゲームは基本的に「運の強さ」がものをいうタイトル、というのが個人的な考えである。事実、ゲーム開始後すぐに、ワープゾーンに止まることができ、一気にゴール前まで飛ぶことができたのだから……。

 ただし、こうなると全力で1位のあがりを阻止しようと、残りのメンバーたちが徒党を組んでジャマをしてくるのも、この手のゲームの面白いところだ。この後、筆者は「おやすみ」ルーレットで休みにされるのは元より、「ちからっ子」ルーレットを横取りされ、ゴール前に多数のちからっ子を配置されるなど、完全に包囲網を形成されてしまったのである。

 そして、このような状況になると、運も離れてゆくもの(逆境に弱いとも言うが)。あがりに近い順に高く表示される「V率」も、ワープ後の67%からどんどんと低下。動けるようになってからも、ちからっ子に何度も行く手を阻まれ、しまいには全員が横一線という状態になってしまった。

photo

 なお、結果を述べてしまうと、あがりを手にしたのは、筆者から「ちからっ子」ルーレットを横取りしたプレーヤーである。配置した本人がマスに止まると、ちからっ子は協力(プラス効果)してくれるため、それを巧みに利用された、という感じだ。

 9マス手前までワープをしておきながら、あがりを手にすることができなかった自分を情けなくも思うが、豊富に用意されたルーレットや、ちからっ子の存在などを考えると、「運の強さ」はもちろん、確かな戦略性(駆け引き)も要求されるタイトルだと言えるだろう。

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