ゲームブック「ロストワールド」シリーズが復刊

» 2005年10月26日 19時02分 公開
[ITmedia]

 ホビージャパンは、ゲームブック「ロストワールド」シリーズを復刊。“対戦型ビジュアルブック”として「クイーンズブレイド」シリーズをリリースすると発表した。B5フルカラー32ページで、価格は1500円。11月25日に「荒野の義賊リスティ」、「流浪の戦士レイナ」が発売されるほか、2005年12月下旬には「森の番人ノワ」、「牙の暗殺者イルマ」が発売される予定だ。

画像 荒野の義賊リスティ(左)と流浪の戦士レイナ(右)カバーイメージ

 ロストワールドシリーズは、1985年に日本語版が発売されて好評を博したゲームブック。30代のアナログゲームユーザーから復刊を望まれてきたタイトルだ。クイーンズブレードシリーズでは、アニメ「舞-HIME」キャラクターデザインの久行宏和氏、「ハンドメイドメイ」キャラクターデザインの平田雄三氏を始めとした作家が、本シリーズのためにキャラクターデザインを担当する。

 対戦方法の基本は1対1。お互いが1冊ずつ自分のキャラクター本を用意し、キャラクターの選択できるアクションが書かれた「キャラクターシート」を残して、本を交換。あとは自分のアクションを選んで宣言し合うことで、対戦が可能となる。

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 お互いに宣言したアクションの組み合わせで、めくるページが指示され、攻撃が成功すると相手にダメージを与えられる。これを繰り返し、相手のHPを0にした方が勝利。筆記用具以外にダイスなどは使用しない。“複雑なジャンケン”のようなゲームとなっており、ルールは簡単に覚えられるが、キャラクターの組み合わせで何度も楽しめるのも特徴だ。

画像 荒野の義賊リスティ。貴族の圧制に対抗するため山賊団を乗っ取り、民衆を守る義賊として暴れている。デザインはイラストレーターのえぃわ氏
画像 流浪の戦士レイナ。自分の力を試すため人助けをしながら放浪を続ける。しかしその過去には秘密が……。デザインはアニメーターの久行宏和氏
画像 森の番人ノワ。人間界育ちのハーフエルフということで虐められていたが、けなげに明るく生きる少女。デザインはアニメーターの平田雄三氏
画像 牙の暗殺者イルマ。現女王の支配する暗殺組織から派遣された。厄介な参加者の排除が任務なのだが……。デザインはイラストレーターの赤賀博隆氏
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