控えめながらもインターネット番組“初”のユーザー参加型クイズです

NTT コミュニケーションズは本日、「OCN」ポータルサイトにおいて1月19日より配信が開始されてオリジナルのクイズ番組「クイズ!!2:1」の記者会見を行った。見どころは業界初の試みと司会の豪華さ……?

» 2006年01月17日 18時22分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 NTT コミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、「OCN」ポータルサイトにおいて1月19日よりオリジナルのクイズ番組「クイズ!!2:1」(クイズ にいいち)を配信すると発表した。

 この「クイズ!!2:1」は、ユーザーが解答者・出題者として参加、番組が同時進行で連動するインタラクティブ性と、好きな時に視聴・参加できるというオンデマンド性を兼ねそろえた、業界初のユーザー参加型クイズ番組で、秋元康氏が企画・プロデュースしている。“脳のアンチエイジング”をテーマとした、いつでも、誰でも、無料で参加できるクイズ番組の中身とはどんなものなのだろうか? 

 本日行われた記者会見では、はじめにNTT Com コンシューマ&オフィス事業部 OCN サービス部 バリュー開発グループ 担当部長の早川哲司氏が登壇し、番組の内容を紹介した。

本日の記者会見での登壇者。左からにNTT Com コンシューマ&オフィス事業部 OCN サービス部 バリュー開発グループ 担当部長の早川哲司氏。番組のMCを務めるモノマネタレントのコージー冨田氏。そして本日欠席した秋元康氏に代わり、秋元康事務所プロデューサーの鈴木恒夫氏

 このクイズ番組は、好きな時に視聴でき、さらに同時進行でクイズ番組に解答者として参加できるのがキモとなる、実はインターネット番組では業界初の試みで配信される。早川氏は、プロジェクトを開始するにあたり調べてみると、なにげに前例がなかったことに触れ「知る限りは国内外調べてみても過去に例がないのですが、もしかしてということもあるので控えめですが……」と前置きする。

 タイトルにもあるように、今回の番組は正解率が2:1になるような、難しすぎず簡単すぎない難易度を目指している。司会はコージー冨田氏が務め、毎回歴戦の司会者に扮して番組を進行。3人のゲストパネラーを迎えて、不正解:正解=2:1になるかどうかを予想しながら、その問題を制限時間内に答えていくことになる。番組では同じく正解率が2:1になるような問題を募集。採用されると賞品が贈られるというインターネットの双方向性を最大限に活かした構成になるという。

番組でのクイズ問題は毎回3問。年齢問わずにさまざまなゲストパネラーが登場することも魅力。番組とサイトは同時進行で連動し、制限時間内に解答していく。さらに左下の「2:1チャレンジ」では、パネラーの正解率が不正解:正解=2:1になるかどうかを予想。3問中2問以上正解すると、抽選でプレゼントがもらえるコーナーも設けられている

 1月19日から配信が開始され、以降隔週木曜日に更新。番組時間は10〜15分なので、ちょっとした時間に気軽に楽しめるようになっている。今後、ますます多様化するインターネットコンテンツに則す形で、ファミリー層の視聴者獲得を目指すと早川氏。多くの人に提供していきたいというコンセプトのもと、無料で参加ができるようになっている。

 参加するには、何もOCN会員でなくてもいい。「OCN Cafe」への会員登録(無料)が必要なものの、今後も特に料金については設定していないという。

企画・プロデューサーの秋元康氏は、記者発表には参加できなかったが、動画によるコメントを寄せ、インターネットの優位性を活かし、視聴者1人1人との個人的な番組にしたいと発言。最小公倍数の時代になったと持論を上げ、放送と通信の融合の先駆けになるような画期的な番組にしたいと期待を述べた

 記者発表会に招かれていた番組MCを担当するコージー冨田氏は、「こういった番組の司会を、例えば島田紳助さんやタモリさんに依頼すると、それはそれはギャラが高いものです。ですから、“それなりの雰囲気が出ればいいんじゃないか”ということで私が選ばれました」と集まった記者を笑わせる。今後は、先に挙げた2人のほかに、板東英二さんや石橋貴明さんなど、司会をやっている感じの人を中心に演じ分け、そういう雰囲気を出しつつ、番組を盛り上げていきたいと思っていると挨拶した。

挨拶に立ったコージー冨田氏は、番組中に出題されるクイズ問題のナレーションも滝口順平さん風に務めていると明かしてくれた

 現在、プレサイトにて、「クイズ!!2:1」の予告編が配信されている。“脳のアンチエイジング”=“若返り”をテーマとした、参加型クイズがどのようなものなのか……。いつでも視聴ができる気軽さと、番組が進行するとリアルタイムに解答していく臨場感が味わえ、さらに出題者としても参加できる「クイズ!!2:1」に興味のある方は、こちらを覗いてみてはいかがだろうか。

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