ビジネスセンスをゲームで磨け――コクヨ、PSPソフト「ビズ体験シリーズ 起業道」発表
コクヨのPSP参入第1弾ソフト「ビズ体験シリーズ 起業道」の制作発表会が開催された。「起業道」は、起業した主人公が歩む波瀾(はらん)万丈の人生を疑似体験する中で、実践的なビジネス知識やノウハウを自然に学ぶことができるビジネスアドベンチャーゲーム。
本日、コクヨのPSP用ソフト「ビズ体験シリーズ 起業道」(以下、「起業道」)の制作発表会が開催された。電子暗記カードの「メモリボ」や、企業の情報共有を支援する「ナレッジワークサポートサービス」、幼児向け知育文具の「キャンパスフォーキッズ」など、これまでに学びや知識創造に関連した商材やサービスを提供してきたコクヨ。
2005年10月には創業100周年を迎えたが、「次の100年を第2の創業ととらえ、もう一度チャレンジしようと考えた。そのひとつとして、“(ブランドメッセージである)ひらめき・はかどり・ここちよさ”の企業姿勢を表した『ひらめき支援事業』を立ち上げた」と、代表取締役社長の黒田章裕氏は、今回の取り組みについて説明する。
「ひらめき支援事業」は、創造性のベースとなるさまざまな知識を楽しく学べるようにしたゲームの開発・提供、創造性向上を支援する発想ツールの開発・提供、教育施設の開発・運営、といった3つを軸に展開していく事業だという。
その第1弾として、起業した主人公が歩む波瀾(はらん)万丈の人生を疑似体験する中で、実践的なビジネス知識やノウハウを自然に学ぶことができるPSP用ビジネスアドベンチャーゲーム「起業道」が、2006年3月9日に発売されるわけだ。
黒田氏は、「ただ教えられるのではなく、楽しく学ぶ。その中から、発想力や想像力を高めていただきたい。第1弾と題しているように、今後もシリーズをどんどん出していく」と、新たな事業への意欲と自信をのぞかせた。
「起業道」とはどんなゲームか?
本作において、プレーヤーは大都会東京で中堅広告代理店に勤める、ごく普通のサラリーマン、小田桐伸吾となる。仕事もプライベートもそれなりに充実した29歳。付き合って3年になる恋人の神山美樹もいる。しかし、伸吾のうちには、「このまま一生サラリーマンで終わっていいのだろうか?」という思いがくすぶっていた。
ある日、「大した男ではない」と思いこんでいた後輩が、あこがれの有名モデルと付き合い、セレブな暮らしを送る青年実業家に成長したいたことを知り、独立・起業への決意を固めたところから、物語はスタートする。
その後は小さなショップからスタートし、起業ミッションである業界ナンバー1を目指していく。伸吾に立ちはだかる幾多の試練や罠を通して、実践的なビジネス知識を楽しく学ぶことができるのはもちろん、長いスパンで波瀾(はらん)万丈の人生を疑似体験することもできるのである。
また、本編には、シナリオに登場する青緑文字で表示された用語をその場ですぐに確認することができる「用語モード」、分かりにくいビジネス知識やノウハウについて図解や図式でわかりやすく説明してくれている「レビューモード」、シナリオの各章で学んだことを確認することができる「確認テスト」といったものが搭載されており、ゆっくりと無駄なくビジネス理解度を深めることが可能だという。
なお、最初のストーリーの業種は決まっているが、起業の「道 達成度」を満たすことで、隠れストーリーも登場する。隠れストーリーには新キャラクターが登場し、まったく違ったストーリーやエンディングが楽しめるなど、決意も新たに起業にチャレンジすることもできるとのことだ。
ビズ体験シリーズ 起業道 | |
対応機種 | PSP |
メーカー | コクヨ |
ジャンル | ビジネスアドベンチャー |
発売日 | 2006年3月9日予定 |
価格 | 5040円(税込) |
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