4月27日から一緒に闘える。豪華ゲストが登場したシリーズ最新作「ウイイレ10」発表会(1/2 ページ)

コナミの人気サッカーゲームシリーズ最新作「ワールドサッカー ウイニングイレブン10」が、2006年4月27日に発売されることが、本日開催された発表会で明らかになった。発表会には、ジーコ氏や☆Taku氏、上戸彩さんなどの豪華ゲストが登場した。

» 2006年03月23日 20時24分 公開
[遠藤学,ITmedia]
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 本日、コナミの人気サッカーゲームシリーズ「ウイニングイレブン」(以下、ウイイレ)の展開と、最新作「ワールドサッカー ウイニングイレブン10」の初披露を兼ねた発表会が開催された。1995年に始まったウイイレシリーズも、早いもので10作目を迎える。本作のテーマは“ウイイレなら一緒に闘える”。2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会が開催される、記念すべき年の記念すべきタイトルにふさわしいテーマとなっている。

 発表会にはまず、ウイイレシリーズの統括プロデューサーを務める高塚新吾氏、「ウイイレ モバイル」プロデューサーを務める中山氏、ウイイレ アーケード版のプロデューサーを務める大橋氏の3名が登場した。

photo 高塚新吾氏
photo 中山氏。2005年末より配信の始まった「ウイイレ モバイル」にかんして、4月上旬にはJ1・J2チームのチーム/選手情報を開幕時点のものに更新した2006年度版Jリーグアプリを、5月には日本代表を始め、各国代表チームでプレイできるインターナショナル版(iモード版、EZweb版)を配信予定であることが語られた
photo 大橋氏。2006年4月26日より、全国で稼働を開始する「ウイイレ2006 ARCADE CHAMPIONSHIP」について、筐体に家庭用コントローラが接続可能であることや、すでに詳細が明らかにされている「オリジナルチーム」、「対戦成績」、「ランク」などの情報が保存できるICカード「e-AMUSEMENT PASS」の説明が改めて行われた

 最新作ウイイレ10について、高塚氏は「10作目ということで、われわれにも特別な思いがあった。それにふさわしいデキになっている」と自信を持って語る。続けて「「記念すべき10作目ということであらゆる点を見直した。サッカーゲームの原点に戻って、スルーパスやシュート、ドリブル突破など、さらに思い通りにできるように徹底的に改良した」とも。実際にプレイしてみないと分からない部分ではあるが、シリーズを発売するたびにモーションに改良を加えているだけに、この点には大いに期待して良いだろう。

 また、ウイイレ10ではナショナルチームの正式ライセンスも、追加で取得を行っているという。「イングランド、イタリア、アルゼンチン、スペイン、オランダのナショナルチームのライセンスを獲得したので、エンブレムなどもきっちり再現しています。それと今回は世界のナショナルチームで世界一を目指す、『インターナショナルチャレンジ』と、リーグ別や地域別、2チームからなど、ランダムに選手を選んで戦う『ランダム・セレクションマッチ』という新モードも導入しています」(高塚氏)

 「インターナショナルチャレンジ」は、前作にあった「ニッポンチャレンジ」の進化版とも言えるもので、アジア・北中米カリブ・南米・ヨーロッパの4つの地域から1つのナショナルチーム(国)を選択。地区予選からスタートし、世界の頂点を目指すというモードだ。地域ごとに異なる条件のもと行われるので、実戦さながらの手応えが味わえるという。

 一方の「ランダム・セレクションマッチ」は、リーグやエリアに属する複数のチームからランダムで選ばれたイレブンで闘うというもの。偶然によって選ばれるメンバーで闘うことになるので、今までにない楽しみが生まれるのはもちろん、対戦の際などでも重宝することになりそうなモードとなっている。

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photophotophoto ウイイレ10スクリーンショット

豪華11アーティストの共演で生まれたメインテーマソング

 ウイイレシリーズの正式なナンバリングタイトルではこれまで、これといったメインテーマソングが用意されたことはなかった。しかし、記念すべき10作目である最新作にはオープニングテーマソングとして「Win and Shine」が用意されているという。

 歌うのは、無類のウイイレ好きとして知られる☆Taku氏(M-flo)が全面プロデュースする、ウイイレを愛する11組のアーティスト(GAKU-MC、日之内絵美、コヤマシュウ、MINMI、Ryohei、RYO the SKYWALKER、SEAMO、湘南乃風、Sowelu、SPHERE of INFLUENCE、ウルトラス)によるスペシャルユニット「Ukatrats FC」だ。発表会には、プロデュースをした☆Taku氏が来場した。

photo ☆Taku氏。曲の宣伝そっちのけで、「ウイイレ10になって人と人が遊ぶという部分が奥深くなっている。本当に楽しくなっているので、皆さんもぜひプレイしてください」と語るなど、本当にシリーズが好きであることがうかがえた

 「たくさんのアーティストが集まってくれたことがすごくうれしいんだけど、こんなに大変なのは今までなかった」と切り出す☆Taku氏。続けて「スケジューリングもやっぱり難しかったんだけど、サッカーで言えばみんな違うチームで戦って、それぞれのチームの戦術が違うように、音楽もいろんな分野から来ているから、用語が違ったり、感覚が違った」と、その苦労を語る。

 ただ、☆Taku氏自身、ウイイレを始めると4、5時間はプレイが止まらないという、生粋のウイイレファンであるだけに、「すごく大変だった。でも、大好きなウイイレだからばっちししたものを作りたかったし、そんな中だからこそ、ケガの功名というか、プレッシャーのある中で新しい曲が生まれたと思う」とコメントするなど、納得のいく曲ができたようだった。

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 なお、この場ではテーマソングのほかに、世界のサッカー事情からゲームの攻略情報まで、サッカーファンの“見たい”、“知りたい”、“語りたい”を実現するサッカーカルチャーマガジン「WE-ELe」(ウイイレ)が、2006年5月11日に創刊すると発表された。こちらは価格が880円(税込)、隔月刊を予定しているという。


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