4本まとめた餓狼シリーズいいとこどり「餓狼伝説バトルアーカイブズ1」(1/2 ページ)

SNKプレイモアは、NEOGEOオンラインコレクション第5弾として、「餓狼伝説」、「餓狼伝説2」、「餓狼伝説SPECIAL」、「餓狼伝説3」の4タイトルを1つにまとめたPS2用2D対戦格闘ゲームを発売する。

» 2006年06月09日 14時59分 公開
[ITmedia]

 SNKプレイモアは、「餓狼伝説」、「餓狼伝説2」、「餓狼伝説SPECIAL」、「餓狼伝説3」の4タイトルを1つにまとめたプレイステーション 2用ソフト「餓狼伝説バトルアーカイブズ1」を7月20日に発売する。価格は5040円。

 今年で15周年を迎えるSNK格闘ゲームの原点「餓狼伝説」シリーズが、1つのディスクに収まり、お買い得価格で提供される。4作品ともアーケード版からの完全移植であることはもちろんのこと、マルチマッチングBBでオンライン対戦も可能となった。

 各作品とも、2ラインバトルやオーバースウェーなどが再現されたほか、超必殺技や通常技から通常技へとキャンセルしながら攻撃する連続技“コンビネーションアーツ”、ストーリー分岐に関わる“ファイティングレベル”など、多彩な遊びを提供している。


オンライン対戦可能に

 今作の追加要素としては、餓狼伝説SPECIALに登場した隠しキャラクターであるリョウ・サカザキが最初から出現する点。こちらはローカル対戦とネットワーク対戦時のみ使用が可能とのことだが、ファンにはうれしい仕様だろう。また、すべてのタイトルのBGMがオリジナルとアレンジの切り替えができ、アレンジサウンドがない餓狼伝説では、新たに収録するほどの力の入れようを見せてくれる。カラーエディット機能も搭載されているので、キャラクターをプレーヤーオリジナルに変更することも。前述したとおり、マルチマッチングBBでオンライン対戦も可能なので、全国津々浦々、さまざまな人とアーケード体験を共有できるようになっているなど、ただの移植版ではないことをアピールしている。−−

リョウが最初から出現
サウンドはもちろんキーセッティングも可能
自分色に染めることも

2ラインバトル(餓狼伝説、餓狼伝説2、餓狼伝説SPECIAL)

 行動できるライン(場所)が手前と奥の2カ所存在しており、この2つのラインを行き来しながら闘うことになる。ただし、「餓狼伝説」では、ラインを自由に移動できるのはコンピュータが操作するキャラクターのみ。


2P協力プレイ(餓狼伝説)

 キャラクター選択画面で乱入すると初めからVSモードがプレイ可能。1P戦をプレイしている最中に1P側から乱入すると、対戦ではなく1Pと2Pが協力してCPUキャラと戦う協力プレイになる。CPUキャラを倒すと、通常のプレーヤー同士の対戦がはじまり勝った方がCPU戦を開始できる。


避け攻撃(餓狼伝説2、餓狼伝説SPECIAL、餓狼伝説3)

 カード中(硬直中は不可)、→+□ボタンで出せる特殊な攻撃。コマンドを入力することにより、上半身無敵状態になるため相手の攻撃を避けることができる。


超必殺技(餓狼伝説2、餓狼伝説SPECIAL、餓狼伝説3)

 体力ゲージが赤く点滅している状態で、特定のコマンドを入力することにより出せる通常の必殺技を超える威力を持つ必殺技。


ファイティングレベル(餓狼伝説3)

 対戦中に獲得した得点、試合時間によりファイティングレベルを表示する。対コンピュータ戦では、ファイティングレベルポイントが加算され、その合計がストーリー分岐に影響する。


空中ガード(餓狼伝説3)

 ジャンプ中にレバーを←に入れると、空中での通常攻撃と必殺技の飛び道具のみガードすることができる。


潜在能力(餓狼伝説3)

 超必殺技を遥かに凌ぐ性能の潜在能力は、一発逆転の要となる。


オーバースウェー(餓狼伝説3)

 手前と奥にラインが増え、合計3本になっている。しかし、通常のライン(真ん中のライン)以外は主に攻撃を避けるためのもので、両者が同時にラインを移動することができず、移動とオーバースウェー攻撃以外の動作は行えない。


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