グリム童話をモチーフに現代の寓話を描く――「おとぎ銃士 赤ずきん」番組製作発表会(1/2 ページ)
7月1日からテレビ東京系6局ほか全国計8局で放映される「おとぎ銃士 赤ずきん」の番組製作発表会が本日行われ、声優の田村ゆかりさんやスタッフらが、本作の魅力を明らかにした。
2005年にコナミデジタルエンタテインメントからOVAとしてリリースされた「おとぎ銃士 赤ずきん」が、本格女児向けアニメーションとして、7月1日からテレビ東京系6局ほか全国計8局で毎週土曜日9時に放映される。それに先駆け本日6月21日、東京・秋葉原の東京アニメーションセンターアキバ3Dシアターにて、本作のプロジェクト概要と多角的に展開する関連商品などについて発表会が催された。気になる第1話も放映。グリム童話をモチーフとしたおとぎの世界が披露された。
本作はマッグガーデン「月刊コミックブレイド」にてマンガ連載が開始されており、講談社「たのしい幼稚園」8月号でも連載がスタートすることになっているなど、プロジェクトはすでに走り始めている。
発表会は、テレビ東京アナウンサー・亀井京子さんの司会で進行。まずコナミデジタルエンタテインメント執行役員マルチメディアカンパニー プレジデント 樹下國昭氏が登壇し、「昨年OVAとして発売し、温めていた作品がようやくテレビで放映することが決まりました。この作品では製作委員会方式を取っており、テレビ東京、読売広告、マッドハウス、ジェネオンエンタテインメントなどとタッグを組み成功させたいと考えています。女児を中心としたお子様方に土曜日の朝を楽しみにしていただけ、さらにコアなアニメファンにも訴求できる作品だとも思っていますので、応援よろしくお願いいたします」と挨拶。
続いて、テレビ東京コンテンツ事業部 局次長 兼 アニメ事業部 部長の岩田圭介氏が、昨日行われた東京国際アニメフェアの打ち合わせでの席上、石原東京都知事の言を借り、「常々石原都知事は、最近の日本のアニメはキャラクターには個性がなく、脚本もクリエイティビティじゃない。背景だってなっていないと、かなり辛辣なことを述べているが、今回の発表会に石原都知事を呼ぶべきだったと後悔しています。本作に個性がないかどうか観てもらうべきだった」と、かなりの自信をのぞかせる。「日本のアニメが世界中に受け入れられているのは、そこに個性があるからです。コナミデジタルエンタテインメントがアニメビジネスに本格参加するのは初とのことですが、本作にオリジナリティがあるから一緒に組んだということを知ってもらいたい」と、石原氏が嘆く“オリジナリティの枯渇”が本当なのかどうかを本作で判断してほしいとアピールした。
また、アニメ製作を担当しているマッドハウスの取締役 二方由紀子氏も壇に上がり、「OVAの製作中からキャラクターや世界観、テーマ性などに惚れ、テレビシリーズにならないかなと願っていた作品です。コミック連載など幅を広げて展開していくことは、ありがたくも責任も感じています。スタジオとしては、監督や原案者を中心にアイディアを出しながら、作り手が一丸となって製作を進めています」と、ひとりでも多くの人に楽しんでもらえる作品に仕上げているとコメントした。
本作はテレビアニメを中心に多角展開を推し進める。コナミデジタルエンタテインメント マルチメディアカンパニー 音楽・映像事業局 統括マネージャー 橋本裕一氏は、商品化についての説明の中で、ビデオ・DVD化はもちろんのこと、インターネット配信、ゲーム化(ニンテンドーDSで今冬発売予定)、出版化、コンサートやミュージカル化、玩具や文具、食品やアパレル、キッズコスメなどを進めていきたい旨を説明。コナミが女児玩具商品に参入するのは初めてのことで、本作をきっかけに積極的に取り組んでいくことになるとのこと。
「おとぎ銃士 赤ずきん」は、先述したとおりグリム童話をモチーフにした、科学の世界エルデと魔法の世界ファンタヴェーレの2つの世界を巡る物語。草花を元気にさせる力を持つ少年・鈴風草太は幼い頃、今は亡き母に聞いたおとぎ話が気になり図書館通いを続けていた。そんなある日、夢の中に出てきた化け物が現れ襲いかかってきた。化け物は草太が“鍵”であることを告げる。その危機を赤ずきんと言葉をしゃべる狼ヴァルに助けられる。1000年ぶりに復活した魔女サンドリヨンを退けるため、赤ずきんの盟友、白雪姫やいばら姫とともに戦いの火蓋が切られたのだった。数奇な運命を背負った少年と不思議な少女たちによる新たなフェアリーテールが紡がれていく。
公開された第1話は、まさにその序章。草太の前に赤ずきんが登場するところまでとなっていたが、不思議なおとぎ話を語る上で、十分な引力のようなものを持っている内容だった。39話にも及ぶ長い物語の中では、少年の謎と世界のなりたちなども明らかにされていくという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
-
砂が入り交じった汚い石 → 磨いたら……? “まさかの正体”に仰天! “200万円相当”の成果に「すごい」「私だったら気が狂う」【豪】
-
「すごっwww」 愛知県まで乗り換えなしで行ける都道府県を調べてみたら……驚きの結果が1000万表示 「日本の中心は愛知ってコト!?」
-
約2センチの「まりも」を本気で育てたら2年後…… 想像をはるかに超えた“衝撃の姿”に「こんなに大きくなるの!?」「成長条件知らなかった」
-
沖縄の離島で夜の海を歩いたら…… “まさかの生物”に遭遇しまくり大興奮! 「巨大生物祭りですね」「高級食材いっぱい」
-
まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
-
四角いハギレを全部つなげていくと…… プロの大胆リメイクで“便利グッズ”完成!「目からウロコ」「配色かわいい」
-
寝たい柴犬→お気に入りのクッションに“まさかの”先客が…… 激しい奪還戦に「卑怯なりw」「容赦ないwww」
-
自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
-
ディズニーランドで20年以上前に入手した“懐かしいアイテム”→驚きの値段に「こんなに安かったのか!」「今売ってるとしたら10倍くらい」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた