猶予は7日間――それを過ぎては命はない「雨格子の館(仮)」
日本一ソフトウェアとフォグが共同で開発にあたる本作は、崖の上に建つ古い洋館を舞台とした、見立て殺人を行う犯人に知恵で挑む本格派推理アドベンチャーである。
「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」を発売した日本一ソフトウェアが新たに送り出す「雨格子の館(仮)」。「MISSING PARTS」を手がけたフォグとの共同開発である本作は、崖の上にそびえ立つ古い洋館が舞台となる。
主人公・一柳和(いちやなぎなごむ)が訪れた古い洋館には、最近評判の謎の映画脚本家「帽子屋」の最新作のために集められた8人の俳優たちがいた。その夜、怪しげな物音に駆けつけると、洋館の温室に「復讐」の文字と謎の置物が……。止まない嵐、土砂崩れによって完全に孤立した洋館で、彼らの身に何が起こるのか? そして、「復讐」とは一体なんなのか? 古い洋館では、次々と犯行が行われていく。プレーヤーは犯行の「予告」と「見立て殺人」の謎を解き、殺人を未然に防ぎ、真犯人を指摘しなければならない。期限は7日間。プレーヤーの行動、推理によって、事件解決の形も、生存者の数も大きく変わっていく。誰が生き残り、誰が死ぬか……。それによって、展開するストーリーにさまざまな変化が起き、複数回のプレイでも飽きることなく推理できるとのこと。
ストーリー〜プロローグ〜

嵐の中、山道で迷った一柳和(いちやなぎ・なごむ)は辿り着いた館の庭先で男の死体を発見するが何者かに背後から殴られ昏倒してしまう。
しかし、目を覚まし探しに行った時には死体はこつ然と消え失せていた。
館に集っていたのは、誰も正体を知らない謎の脚本家「帽子屋」に集められた役者達。
和はいまだ現れない9人目の役者に間違われそうになる。
そんな中、不審な物音を聞き行ってみたところ、
「復讐」と書かれた不吉な紙と黒猫の置物が温室に置かれていた。
一同は不気味な悪戯と、本気にしないが何者かが車のタイヤをパンクさせ、一同は不穏な空気に包まれる……。
翌朝、役者の1人が本当に死体で発見される。
しかも死体は何かを暗示するように奇妙な装飾がされた見立て殺人だった。
部外者である和と、同室に泊まっていた日織(ひおり)は、都合よくアリバイを証明出来る事がかえって怪しまれる立場に。
さらに館は崖崩れによって外界から孤立してしまう。
疑心暗鬼に陥り互いに接触を避けはじめる役者達。
自分を守ることで精一杯な彼らは能動的に犯人を探す余裕もなく、下山予定であった1週間後を怯えながら待つ。
次の殺人を阻止しようと奔走するのは、犯人の復讐とは無関係である和だけ。
「予告」と「見立て殺人」の謎を解き、殺人を未然に防ぎ、
真犯人を指摘することができるのか?
タイムリミットは7日間。
「それを過ぎちまったら犯人は――もう、誰も逃してはくれないでしょう」
洋館の秘密を解明し、見立て殺人を防ぐ
主人公と数人の役者たちが事件に巻き込まれる舞台は、古い洋館と怪事件の舞台としては最適すぎるほど怪しい。かつて欧州の貴族の城を解体した一部を改装したものということで、犯人だけしか知らない秘密が随所に存在しているらしい。犯人は主人公以外の誰か。いまだ現れない9人目の役者かもしれないし、正体不明の「帽子屋」が誰かに扮していることも考えられる。疑えばきりがないほど全員怪しく見える。復讐を完全に遂げる前に、この凶行を止めなくてはならない。
プレーヤーは、ゲーム中、自由に行動して洋館を探索できる。見立て殺人を未然に防ぐために、あらかじめ凶器を押さえてしまうことも可能だ。
上記した彼らのほかに役者は5人。那須(なす)、斑井(まだらい)、暗石(くらいし)、御陵(みささぎ)、静奈(しずな)が登場する。この中に犯人がいるのか。そして次に誰が殺されてしまうのか……。すべてはプレーヤーたる主人公の行動次第ということだ。
本作では1日が経過するごとに、殺人犯が1人を殺していく。プレーヤーが「見立て殺人」を見抜き、ターゲットを守ることができれば、そのターゲットは生き残り、翌日以降の物語にも登場し続ける。ただしターゲットを特定できたとしても、それだけでは守ることはできないようだ。
ゲームでは、7日間の間に犯人を特定し、指摘することが目的となる。1日の基本サイクルは以下のとおりだ。
- 死体発見:前日の行動が誤りだった場合、狙われた人物が死体となって発見される。
- 聞き込み調査:殺人についての聞き込みを生存している人物から行うことができる。
- 睡眠:狙われた人物を寝ずの番で見張っていた場合、殺人は回避されるが、翌日必ず睡眠時間がとる必要がある
- 任意移動:調査をメインとしたパート。次の殺人を阻止するために行動することが目的となる。キャラから情報を集めたり、洋館を調べることも、任意移動中に行う。
- 犯人特定コマンド:「任意移動」、「夕方パートの自室」では、犯人を推理して状況を整理することで、犯人特定コマンドを実行可能。実行できれば、エンディングを迎える。
舞台となるは秘密が多い古い洋館
物語の舞台となる山間の崖に建てられた古い洋館は、かつて欧州の貴族の城を解体した一部を改装したもの。数々の隠された秘密があると言われている。犯人は洋館の秘密を熟知しており、犯行に利用するケースもあるとのこと。自由行動の際は、洋館の中を注意深く観察する必要があるわけだ。もしかしたら秘密の抜け道や仕掛けが見つかり、事前に犯行を食い止めるきっかけとなるかもしれない。
雨格子の館(仮) | |
対応機種 | プレイステーション 2 |
メーカー | 日本一ソフトウェア |
ジャンル | 本格派推理アドベンチャー |
発売日 | 2006年10月26日 |
価格 | 7140円(税込) |
プレイ人数 | 1人 |
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
秋田犬が娘の宿題を見守ると……「驚くほど美脚すぎる!」と900万再生 「立ち方凄い」「人にしか見えない」
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
サントリーのウイスキー値上げ額詳細が公開されSNSでも嘆きの声 「もう買えない……」「今ですら厳しいのに」
“ベスト級に美しい芸能人”、出会った上沼恵美子が大絶賛 あまりの完璧超人ぶりにほれぼれ「人間として魅力を備えてて」「頭がいい育ちがいい」
留守番中の子猫を見守りカメラで確認したら…… 何度も「ママぁー!!!」と泣く姿に「切ない」「一目散に帰らなければ」
32歳になった河北麻友子、“家族そろった記念ショット”を出産後初公開 幼子抱えて大笑いの夫婦に「最高だねえって言いたくなる」
DAIGO、コンビニで“大物スター”とまさかの遭遇 2日連続の出会いに「すごい奇跡」「これは運命」
マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
寂しくて「えーんえーん」と泣くワンコ、後ろにいる飼い主に気付くと…… 激変する表情のギャップがたまらない
- 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
- 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
- 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
- ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
- 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
- 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
- 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
- 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
- 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
- デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
- 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
- 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
- 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
- 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
- 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
- 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
- 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
- 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
- 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
- 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!