今日から俺も地球のヒーロー!――超巨大生物と戦えるお手軽アクション「地球防衛軍3」レビュー(1/2 ページ)

プレイステーション 2のSIMPLE2000シリーズとして人気を博した「地球防衛軍」シリーズが、Xbox 360に殴り込み! フルプライス版として生まれ変わった本作、どのように進化したのかを体験してみた。

» 2007年01月11日 14時52分 公開
[板橋舟人,ITmedia]

地球を防衛するエリート軍団“EDF”

ひしひしと日本を感じられる、庶民感あふれるステージ。消火栓の立て看板やガードレール、電線など、細部の作り込みは見事である

 お手軽なゲームを低価格で遊べる、ディースリー・パブリッシャーのSIMPLEシリーズ。その中でも、特に高い人気を誇っているのが、アクションゲームの「地球防衛軍」シリーズだ。プレイステーション 2では2作が発売され、シリーズ最新作である「地球防衛軍3」は、ハードをXbox 360に変えてのリリースとなった。また、低価格路線ではなく、通常のパッケージソフトとして発売される。

 ちなみに、双璧をなしているタイトルに「お姉チャンバラ」シリーズもあるが、そちらに関しては「お姉チャンバラ vorteX 〜忌血を継ぐ者たち〜」のレビューを参考にしていただきたい。

 「地球防衛軍3」は、三人称視点のアクションゲームだ。プレーヤーは、地球防衛軍(The Earth Defense Force)、通称EDFと呼ばれる連合地球軍のチームの一員となり、地球を防衛することが目的なのである。

 舞台は2017年という近未来の地球、宇宙から凶暴な来訪者が地球を襲撃、人類の平和を守るため、戦いに赴くのである。というわけで、EDF出撃開始!

リアルに再現された日本の都市に、正直驚いた!

なんだか切ない気持ちを感じてしまった、児童公園。カラフルなすべり台が、子供の頃を思い出させる……

 プレイ開始後、もっとも驚いたのはその映像のすごさだ。元々が低価格ソフトということもあり、あまり期待していなかったのだが(失礼!)、かなり作り込まれている。

 まず、序盤ステージの舞台である日本の作り込みがすごい。ガードレールや郵便ポスト、自転車(ママチャリ)といった日本ならではのオブジェクトが多数配置され、その雰囲気は誰がどう見ても日本。立ち並ぶビル群は遠くまで描写されており、またフレームレートも安定しているため、“俺は日本を守るために戦っているぜ感”をビンビンに感じられるのだ。個人的には、すべり台が配置された公園に猛烈な哀愁を感じてしまった。

建物を破壊できるのは、本作の隠れた魅力。目に映る物すべてをデストロイしまくるのだ!

 また、立ち並ぶ建物のほとんどを、ロケットランチャーなどの武器でぶっ壊せる点も気に入った。巨大なビルが「ドドドドドーン」と一瞬で崩れ落ちるその様は、大迫力だ。加えて建物の耐久力が猛烈に低い(1発で壊せる)ため、町並みをガシガシ破壊する爽快感も味わえるのだ。「シムシティ」や「メックアサルト」、「エイジ オブ エンパイア」などのゲームで、多数の町並みを壊し続けてきた“街破壊ファン”の筆者でも、満足できる破壊のクオリティだ。日頃ストレスを溜め続けているサラリーマンの方々も、手軽にストレスを解消できることだろう。

 いわゆる次世代的な表現は乏しいため、静止画だと地味に見えてしまうが、筆者はこのようなアプローチもありだと思う。

 ちなみに各ステージは10分前後でクリアーできるものが多く、かなり手軽に遊べる。ただ、ステージ数は全部で50以上あり、さらに難易度も5種類から選択できるため、ボリュームは相当ある。似通ったステージが多いのが、ちょっと残念なところであろうか。

登場する敵が……どいつもコイツも巨大すぎる!!

空を浮遊するタイプの敵も登場。こんな感じで数にモノをいわせて襲ってくる。その迫力は圧倒的だ

 「うっひょー、気持ちいい!」と町並みを破壊しまくり、年末の過酷な労働で溜まったストレスを解消させた筆者。そろそろ地球を防衛せねば、というわけで戦いに戻る。

 本作には、とにかく巨大な敵が登場する。代表的なのが、アリによく似た侵略者だ。というか、デカくなったアリにしか見えない。その大きさは、大型トラックほどもある。そんな、通常のアクションゲームでは中ボスとして登場しそうな奴らが、文字通りアリの巣をつついたような騒ぎで、大量に襲ってくるのだ。

 地球人を食らいつくそうと、ワラワラと襲ってくるアリの大軍はかなりの驚異だが、耐久力はあまり高くないため、ガシガシなぎ倒す爽快感を味わえる。特に、大量に群がっている奴らをロケットランチャーなどの爆発兵器で一気に吹き飛ばしたときのキモチヨサは、格別である。爆風で宙を舞う大量のアリを見ていると、「オレって最強!」な気分に浸れること間違いナシだ。ちなみに大量の敵と戦っていても、処理落ちがほとんど発生しないポイントも評価したい。一部、あまりに大量に敵が出現する場面では、さすがに処理落ちするが、我慢できるレベルだ。

 なお、登場する敵はアリだけではない。ステージが進むと、巨大なクモや巨大なロボット兵器など、とにかくデカい敵ばかりが登場する。特に要塞タイプの敵は、アリなんかは比べものにならないほどの大きさなので、ぜひその圧倒的な迫力を体験していただきたい。

とにかく巨大なアリさんたち。害虫とは違ってそこそこ愛嬌があるのが魅力だろうか。とりあえず倒すべし
ステージによっては、巣穴が登場することも。ここまで1カ所に集中されると、さすがにキモい
巨大な母船から、これまた巨大なクモが投下! アリはまだかわいげがあったが、クモは冗談ぬきに気持ち悪い
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  2. 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  3. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  4. 「なぜ今になって……」 TikTokで“15年前”の曲が大流行 すでに解散の人気バンド…… ファン驚き 「戸惑いが隠せない」
  5. どういう意味……? 高橋一生&飯豊まりえの結婚発表文、“まさかのタイトル”に「ジワる」「笑ってしまう」
  6. サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」
  7. “世界一美しいザリガニ”を入手→開封して見ると…… 絶句を避けられない姿と異変に「びっくり」「草間彌生作のザリガニみたい」
  8. 「誰かと思った」 楽天・田中将大の“激変した風貌”にファン驚き…… 「一瞬わからなかった」
  9. 複数逮捕&服役の小向美奈子、“クスリ”に手を出した理由が壮絶すぎ……交際相手の暴力で逃亡も命の危機 「バレてバルコニー伝って入られて」
  10. 耐火金庫に“溶岩”を垂らしてみたら…… “衝撃の結果”に実験者も思わず「なんだって!!!」と驚愕【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評