EAが3つのニンテンドーDSタイトルを発表――完成披露発表会開催(2/3 ページ)
「テーマパーク DS」
「テーマパークDS」の開発シニアディレクター河村氏は、本作のキーワードを“ノスタルジー”と説明する。子供の頃、難しいと思っていたシミュレーションを、手軽にできる時代が来たというわけだ。
「テーマパーク DS」は、遊園地経営シミュレーション「テーマパーク」シリーズとして、こちらもシリーズ化されているタイトル。ニンテンドーDS版では、世界16カ国に人気のテーマパークを作り、世界一の遊園地経営者を目指すという内容となっている。
プレーヤーはオーナーとなり、遊園地の歩道の敷設にはじまり、アトラクションやショップの設置、スタッフの雇用など、遊園地経営に必要なことのすべてを取り仕切る。それらの指示をタッチスクリーンで行い、用意ができたらゲートを開き、お客さんを迎え入れ反応を確認するという流れだ。開園後にアトラクションが故障すれば修理し、人が増えればゴミも増えるのでゴミを拾う清掃員も雇わなくてはならない。プレーヤーは予算の管理、ショップの在庫管理、新しいアトラクションの開発など、さまざまなテーマパークに関する仕事を緻密に計画し、成功に結びつけなくてはならない。遊びながらにして経営者としての勉強もおのずとできるというわけだ。
難易度は3段階。「初心者レベル」では予算度外視で楽しめるバージョンとなっているので、まずはテーマパーク作りの楽しさをそこで覚えてから徐々に難易度を上げていき、予算の管理も行える「敏腕経営者レベル」に挑戦してもいいだろう。




経営に行き詰まることもあるだろう。そんな時は4人のアドバイザーに聞いてみよう。尋常ではないテキスト量を誇るアドバイザーの中から1人を選び、ショップの在庫管理や入園料のことなど、さまざまなアドバイスを参考にできる。
アドバイザーだけではなく、実際テーマパークで働くスタッフにも目を光らせないといけない。彼らを上手に雇い働かせるのも経営者の務めとなる。アトラクションの故障をメンテナンスするスタッフや、清掃員、さらに大道芸人など、テーマパークの規模に合わせて随時追加や整理を行っていかなくてはならないのだ。
こうして軌道に乗ったら次は世界進出に乗り出すことになる。当初プレーヤーはイギリスのテーマパーク経営からスタートする。ここで目標資金をクリアしたら次の国に乗り込むことになる。進出できる国は16カ国。その国ならではのご当地ショップやアトラクションもあり、これらを組み込んでいくことで発展を促していく。
目標資金に到達するためには、並々ならぬ努力が必要となる。例えば、乗り物のスピードをコントロールして稼働率を収益に結びつけたり、最新の乗り物を導入するタイミングであったり、商品の在庫管理を怠らずに、常にサービスを提供したりと、常に目を光らせていないといけない。例えば、テーマパークの飲食店において、ポテトの塩加減を多めに設定する。すると、ノドが乾いてドリンクが売れていく。また、ドリンクの氷を増やせば少ない原材料でたくさん売ることができる。ただし、やる過ぎると反感を買うことにもなるので、バランスが大切となる。基本はお客様の笑顔。来園者の満足度を満たしつつ、経営を伸ばしていくのが一流の経営者というわけだ。
「テーマパーク DS」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | 遊園地経営シミュレーション |
発売予定日 | 2007年3月15日 |
価格 | 4980円(税込) |
プレイ人数 | 1人 |
CERO対象年齢 | A(全年齢) |
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