「ソルフェージュ」ではストーリーも、歌も楽しんでください――榊原ゆいさん
工画堂スタジオが2007年冬に発売を予定している「ソルフェージュ」の主題歌などを担当する、声優・榊原ゆいさんのインタビューを掲載する。
ミュージックアドベンチャーゲーム「ソルフェージュ」は、閑静な文教都市にたたずむ音楽学校・桜立舎学苑を舞台とした、少女たちの物語。主題歌と、キャラクターソングを担当した榊原ゆいさんへ、レコーディングの合間にインタビューすることができたのでお届けしよう。
――今回の歌を作られたときのご苦労などお聞かせください。
榊原ゆいさん(以下、敬称略) 主題歌の「Little wing」は、主題歌でもあり、わたしが演じる「宮藤かぐら」のテーマ曲でもあるので、主題歌を意識しつつも、かぐらをイメージして作りました。ほかのキャラクターにも“キャラクターソング”があるんですよね。「Little wing」は作詞も作曲も担当していますので、お嬢様の中でも、元気な、明るい、おてんば要素も入っているといったような……。主人公らしい歌になっていますね。アップテンポな感じで。
「幸村ちほ」のテーマ曲となる「Friendliness」は作詞を担当していますが、曲をいただいたときにフレーズの最後が半音下がっていたりして特徴的でかわいいなと思いました。このあたりの譜割りをうまく歌詞でも生かせたらと思って、歌詞の最後に「〜コト」と付けたり。あとは英語の使い方を独特な形で考えました。たとえば普通は「Friendly」なんでしょうけど「Friendliness」だったり、「Special」も「Especially」にしたり。普通に使う単語より「もっと○○なんだよ」ということを入れた感じの英語にしています。ただし歌に乗せやすい単語になったので、イメージができましたね。これで行こうかなと。ちほ役の伊月ゆいさんとはプライベートでも仲良しなんですが、伊月さんの顔も思い浮かべながら作りました。
エンディングの「Crossroad」は、曲を聴いたときに“エンディングが浮かぶなあ”と思いましたね。前向きな雰囲気がするメロディーだったのと、曲のテンポが歩き出したくなるような速さだったんです。なのでサビには「歩いていこう」というフレーズがパンと出ました。また、似たような言葉を繰り返すことで、前向きに進んでいる感じがすると思いましたので、「歩いていこう」、「進んでいこう」、「描いていこう」など、迷わずにどんどん先に進むという、女の子の強さというか、エンディングらしい雰囲気を入れてみました。あと、人って変わっていかなければならない部分もあるし、変わらないでいてほしい部分もあると思うんですね。女の子が強くなっていく過程と、女の子の変わらないでいてほしい優しさ、という意味も歌詞に込めました。
今回は、誰と誰の友情、というようには決めて作っていないんですが、1人じゃなく、2人でこれから進んでいくというような……。未来が分からないからこそ、これから自分たちで描いて進んでいけるじゃん? と。1人で進むのじゃなくて、きみとクロスする道、という雰囲気で、タイトルも「Crossroad」と付けました。
――レコーディングを終えて、印象に残ったセリフなどはありますか?
榊原 そうですね……。メロディ自体が皆さんの耳になじむ、心地よい音だと思いますので、これに加えてわたしの作った歌詞をのせた歌を聴いたときや、ゲームをプレイして内容を分かったときに感じるものなど、いろいろとあると思うんですが……。ゲームで使われる歌は、自分がクリアした道筋を思い返したりして、また新たな良さが生まれるという特権があると思うんですね。なので、いろいろな角度からの味わい方があると思いますので、楽しんでもらえるといいと思います。聴き所は全部です(笑)。
――主題歌と、先ほど挙げられた2曲以外にも歌われていますね。
榊原 「高屋すくね」のテーマ曲である「Kaleidoscope」も作詞していますが、すくねはみんながあこがれる人だけど、何かを秘めているキャラクターだと聞いていました。わたしはいつもタイトルから決めて作詞するんですが、すくねはミステリアスな感じだけどきれいな人、というイメージから、“万華鏡っぽい人だな”とピンと来ました。なのでそういうタイトルにしたんです。“この人ってどういう存在なんだろう”と、気になるような感じの曲でしたし。ストレートではなく、気持ち変化球的な歌詞ですので、分かりにくいかもしれませんね。ネタバレになるのであまり言えませんが、ゲームを進めていけば、「この言葉って変な置き方をしているけどそういうことなのか」と気づくはずです。サビでも、どのように違う形になっても全部美しい、という雰囲気を残したかったですね。すてきな、きれいな感じを残しつつも不思議な感じを出してみました。
もう1つは「天野まり」の曲「Obedience」ですね。“デレ”がない“ツン”の方だと聞いたのですが(笑)。なので秘めた思いというか、ツンだからこそ素直になれない部分をいっぱい持っているキャラクターかなと。でもイヤな子ではなく、不器用なんですね。
「ソルフェージュ」は音楽学校での話なので、音楽用語を歌詞にも入れているんですが、「プレリュード」とか「コンチェルト」といった言葉を、まりの歌の中に入れています。
また、メロディーがちょっとセクシーなんです。ここからちょっと大人の歌なのかな、と。見た目もお姉さんっぽい、しっかりしたイメージがありますし。そこで、普段は素直に言えないような思いを歌で表現しようかと。言葉の奥にある本当の気持ちを知ってほしいけど、自分も変わらなければ行けないよね、という気持ちもありつつ……。そういうことを切なく歌いました。
――榊原さんご自身は、登場キャラクターの誰に似ていると思いますか?
榊原 うーん。難しいですね……。演じているのはかぐらですが、この中だったらちほちゃんかもしれないですね。わたしは結構引っ張っていくタイプなので。かぐらはおとなしめで、そういう部分もあるんですが、ちほかなと。ただ、すくねさんのようなビジュアルにはなりたいですね(笑)。
――歌の部分はミュージックアクションになって、キーボードで演奏することになるんですよね。
榊原 「ミュージックアクション」と呼ばれるジャンルでの楽しみ方の1つですが、ドラムやギターのフレーズをリズムに合わせてたたくというのは、違う感覚がありますよね。普通に歌を聴いて“いい歌だなあ”ということと比べて奥が深いというか。
わたしは曲をいただいたり、自分で作曲したときには、アレンジしてできあがった曲のベース部分を聴いたり、ドラムの部分だけなど、楽器パートの部分って好きなんです。ギターソロが口ずさめたりとか(笑)。歌に乗せた声だけじゃなく、楽器を操ることでの楽しさも感じられるゲームだと思いますので、音楽大好きなわたしとしては、絶対にハマると思います。できあがったらソフトください(笑)。
――プレリュードディスクである「ソルフェージュ 〜Overture〜」はすでに発売されましたが、本編「ソルフェージュ」は今冬の発売となります。期待されている方にひと言お願いします。
榊原 「ソルフェージュ」はストーリーもいいですが、プラスαとして音楽でも楽しめます。わたし自身も今回はとても深くかかわらせていただいて、楽しませていただいたので、その楽しみをわたしだけじゃなくて、皆さんにももっと味わってもらえればうれしいです。ライブなどで歌を聴いていただける機会があれば、一緒に楽しめたらいいなと思います。
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