「嫁、動きます」 夫がレストア途中で放置した古い和船→見かねた妻が1日で…… 見事な仕事ぶりに「奥さん一人で?すげー!」「半端ない」(1/3 ページ)

手際がいいです。

» 2024年11月15日 20時30分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 夫が中断していた古い和船のリストアを、妻が引き継いだら……。見事な仕事ぶりがYouTubeで紹介され、動画は記事執筆時点で再生数3万2000回を記録。「奥さん一人で?すげー!」「嫁ポンさんのポテンシャル、半端ない」といった声が寄せられています。

 投稿したのはYouTubeチャンネル「タカポンチャンネル / 船バカ貧乏サラリーマン」。2年ほど前、夫のタカポンさんが港に長年放置されていたヤマハの和船を手に入れ、高圧洗浄、エンジンの整備、傷んだ部分の補修などを行っていました。

港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら

 タカポンさんはサラリーマンをしているのでなかなか作業時間が取れない状態とのこと。船体に開いた穴を1月に補修し、5月に養生テープを外すというスローペースです。その後も船が放置されている様子を見て動き出したのは妻の嫁ポンさん。まずはバッテリーをつなぎ、エンジンが掛かることを確認します。

港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら エンジンが動くことを確認して

 続いて大きな三脚をセットし、滑車とロープをつないで船体を持ち上げます。今まではジャッキを使っていましたが、「これを使えば」と思っていたという嫁ポンさん。船の後ろ側の土台になっていたコンクリートブロックを外し、古タイヤを置いていきます。

港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら 滑車をつなげます
港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら 古タイヤを土台にして

 前側のブロックも古タイヤに変更。ロープをかける位置を調整し、船体を傾けていきます。この日やろうとしていたのは船底のリペア。近くで見てみると、思っていたより分厚い船底塗料が残っていました。

港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら 船を傾けます
港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら 船底塗料が残っていました

 まずは残っているフジツボを落としていきます。使っているのは長い柄がついたスクレーパー。どうにか塗料まで落としたいところですが、全然歯が立ちません。続いて取り出したのはワイヤブラシのサンダー。落ちることは落ちるのですが、時間がかかってしまいます。

港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら フジツボを落として
港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら ワイヤブラシのサンダーは時間がかかります

 次に試したのはマルチツール。こちらは有用だったのでガンガン進めていきます。嫁ポンさんいわく「コツは振動スピードと角度ですね」とのこと。1日で半分終わらせることが出来ました。

港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら マルチツールが有用であることが分かりました
港で沈みかけていたヤマハ和船を妻がレストアしたら 半分終わりました

 パワフルで行動力がある嫁ポンさんに対し、「嫁ポンかっけ〜」「工具や作業の手際の良さ、昨日今日の動きじゃないですよね」「もう嫁ポンチャンネルで良いかと」といった声が寄せられています。別の日の投稿では、これまでの経緯などを公開中。和船の今後も楽しみです。

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