ココロを知れば知るほどより面白くより深く――「天空盤」ってなんだ?

ダーツライブが提案するリアルとネットワークをひとつにした新しい対戦型ボードゲームが誕生した。心を読み、心をつなぐ、ココロの対戦ゲーム「天空盤」である。プレゼント情報も!

» 2008年02月21日 14時46分 公開
[加藤亘,ITmedia]
こちらは「天空盤 プレミアム」

 ダーツライブは、1月より対戦型ボードゲーム「天空盤」を「DARTSLIVE STORE」で発売、同時にケータイでも通信対戦が楽しめる「天空盤 モバイル」のサービスを開始した。

 ダーツライブは、業務用エレクトロニックダーツマシン「DARTSLIVE」を中心に、ダーツ関連のサービスを提供している会社。「天空盤」の誕生は、同社社長がダーツバーでの新しい遊びとしてボードゲームの魅力に取りつかれたことに端を発する。対戦相手の表情を読んだり、会話を楽しみながら遊ぶ面白さを、ネットワークで結ぶことを思いついたとのこと。


天使と悪魔のコマは相手に見えないように配置。星があるのが天使のコマで、シッポがあるのが悪魔のコマ

 「天空盤」は、1対1で天使のコマと悪魔のコマ(各々4つずつ)を取りあうゲームで、勝利条件は“相手の陣地の出口から天使のコマを1つ外に出す”か、“相手の天使を4つ取る”か、“相手に悪魔を4つ取らせるか”の3つと単純。しかし、単純なルールほどその裏にはいくつもの駆け引きが存在するのが特徴だ。コマは天使も悪魔も上下左右1つずつしか動かすことができない。

 では、実際に遊んでみることにする。ボードゲームには目がない記者が、「天空盤」のプロモーションの方を相手に3つの勝利条件とコマの動かし方だけを教えてもらい、いきなり戦ってみることにした。ちなみにご教授いただいた方は、相当な腕の持ち主だと語るが……。1回戦はあっさり記者が勝利。

 実際、ルールが簡単なだけに、多分に心理戦の要素が強い。悪魔のコマを前線に敷いて、相手に取らせようとするだろうと踏んだ記者の読み勝ちだった。そう、これはコマの読み合いが大事なゲーム。会話をし、その対戦相手を知れば知るほど、遊べば遊ぶほど、相手がどう打ってくるかを予想するのが楽しくなるわけだ。わずか5分もあれば1戦終われる手軽さもいい。ダーツバーに限らず、ちょっとした空いた時間でサクサク遊べるのは好印象だし、なにより第三者として対戦している2人の手を眺めているだけでも面白い。

 続く2回戦は、相手の陣地の出口から天使のコマを脱出させる勝利条件を試すべく、左翼に天使と悪魔のコマを織り交ぜて、果敢に攻め立ててみる。結果はまたもや記者の勝利。勝てば面白いが、負けると悔しいのが戦いの常。なんと相手の悔しそうなこと。相手のココロを読み取った身としては、気分がいいものだ。

序盤はちゅうちょなく取れた相手コマだが、後半になると疑心暗鬼に……。勝てると気持ちがいい

 今後は「DARTSLIVE」を導入しているダーツバーにも順次提供していく予定で、ダーツの合間に会話を楽しみながら心理戦に興じる姿がまもなく見られそうだ。

「天空盤 クリア」(アクリル製:7350円(税込)/発売中)
「天空盤 プレミアム」(ステンレス製:3万1500円(税込)/発売中)

 なお、「天空盤 モバイル」では通信対戦が楽しめるだけでなく、コマや盤面のデザインを自分好みに自由にアレンジしたり、チャットやミニメールで会話を楽しむことも可能だ。月額315円(税込)。現在は無料で楽しめるお試し登録を実施しているので、気軽に楽しんでみよう。

【「iモード」メニューサイト】iMenu→メニュー/検索→ゲーム→テーブルゲーム


 ダーツライブより、「天空盤 クリア」を5名様にプレゼントします。以下のフォームにメールアドレスとITmedia +D Gamesへのご意見・ご感想を記入してご応募ください。締め切りは2月27日午前0時まで。当選の発表は、当選された方のメールアドレスへのご連絡を持って代えさせていただきます。

「天空盤 クリア」プレゼント応募フォーム


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