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» 2010年12月01日 16時57分 公開

文化の振興が戦国を生き抜く糧となる――「信長の野望・天道 パワーアップキット」さらなる野望を抱く大名たちへ

文化、AIエディタ、そして新シナリオや新武将など、パワーアップキットの新たなアプローチに迫る。

[ITmedia]

「信長の野望・天道」を少しおさらいします

 「信長の野望・天道 パワーアップキット」は、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・天道」の追加キット。本作は、勢力ごとの特徴を多様化させ戦略の幅を広げる「文化」をはじめ、シリーズ初として大名家の思考を自由にカスタマイズできるAIエディタ、新シナリオや各種エディタが搭載されている。

 「信長の野望」は、プレイヤーが織田信長や武田信玄などの戦国大名の1人となり、内政や外交、合戦をくり返しながら天下統一を目指す歴史シミュレーションゲーム。シリーズ13作目となる「信長の野望・天道」は、国境を越えて領土を削り取れる「集落システム」を導入し、城を巡る戦いから領地を巡る戦いまで幅広い戦略が楽しめるほか、陣形や軍事施設など多彩な戦術要素も搭載されていた。

  • 敵国から領地を削り取れる「集落システム」:国境を越えた先の集落も自城と「街道」で繋ぐことで支配でき、金銭や兵士を増やすだけでなく、勢力強化のための資源や技術までも敵勢力から奪うことができる
  • 劣勢からでも一発逆転「戦法連携攻撃」:魚鱗、鶴翼などの「陣形」を組んだ部隊が一斉に放つことでできる。さらに狼煙台などの「軍事施設」を有効活用することで最小被害でのせん滅も可能だ
  • 各地の有名大名が地方統一を目指して激突する「群雄覇権モード」:地方統一でエンディングを堪能できる。大名ごとにオリジナリティー溢れるストーリーが用意されている
  • まことしやかに伝えられている「伝承イベント」:上杉謙信が実は女性であったという「上杉謙信女性説」、徳川家康が影武者だったとする「徳川家康影武者説」など、まことしやかに伝えられる歴史の謎を再現。今までにない歴史のifが楽しめる
スクリーンショットをご覧いただきたい。徐々に山を切り崩しながら街道が進んでいく様が分かる

数で押すだけが戦じゃない。本作では陣形の相性で一発逆転を狙うこともできる

街を発展させることもシナリオを進めていくのには必要

「信長の野望・天道 パワーアップキット」ではどうパワーアップしたのか

 「信長の野望・天道 パワーアップキット」は、「信長の野望・天道」の要素にさらに以下の要素が導入されている。

1:戦略の幅が大きく広がる「文化」で勢力を強化

 勢力をより強化するための新たな要素として、武家、公家、寺社、南蛮という4つの系統の「文化」が登場する。これは、「文化」を振興することで、合戦をより有利に進められる強力な新施設の建設や、朝廷の権威を利用した新たな外交ができるようになるもの。系統に応じて様々な効果が得られる。自勢力の特性を見極めて、適切な系統の「文化」を振興していくことで他勢力を出し抜くことができる。

2:シリーズ初のAIエディタを搭載

 シリーズ初めての試みとして、プレイヤーが大名家の思考を自由にカスタマイズすることができるAIエディタを搭載した。豊富な設定の中から項目を選択するだけで、鉄砲集団鈴木家専用のAIや、最強騎馬軍団でひたすら上洛を目指す武田家専用AIなどを、誰でも簡単に作成することが可能とのこと。

 また、作成したAIはファイルで簡単に受け渡しができる。友人が作ったAIに勝負を挑んだり、AI同士で四国統一を競わせるなど、遊び方はプレイヤーの工夫次第だ。

3:さらなる追加シナリオ&追加イベント&追加武将

 プレイステーション 3/Xbox 360版「信長の野望・天道」で追加されたシナリオはもちろん、鉄砲が伝来する以前の時代を描く史実シナリオ「信長誕生」や、秀吉死後の時代を舞台にした仮想シナリオ「慶長大転封」など合計11本のシナリオを新たに収録。さらに総勢100人を超える武将が追加されるほか、徳川家康の祖父、松平清康の暗殺を描く「守山崩れ」や今川家お家騒動「花倉の乱」、斎藤道三の生き様を描く「マムシの国盗り」など、信長が誕生してまだ間もない時代にも多数のイベントを用意された。

4:各種エディタの機能もさらに充実

 武将編集や勢力編集といったシリーズ定番のデータ編集機能に加え、全国シナリオに登場する大名家を個々に選択可能な「勢力登場切替」機能や、兵糧収入量や募兵量の調整を行える「カスタマイズ設定」機能など、多岐にわたる設定の切り替えができる。

戦略の幅が大きく広がる「文化」で勢力を強化

 本作では、勢力をより強化するための新たな要素として、武家、公家、寺社、南蛮という4つの系統の「文化」が登場するのは前述したとおり。「文化」を振興することで、合戦をより有利に進められる強力な新施設の建設や、朝廷の権威を利用した新たな外交ができるようになるなど、系統に応じて様々な効果が得られる。

 「文化」を修得するにはそれぞれの文化系統に対応した名声上昇施設を、必要な数だけ建設する必要がある。

文化は全部で32種類あり、どの文化をどの順番で振興していくかがカギとなる。自勢力の特性を見極め、適切な文化を振興させるべし
文化選択画面で公家文化「聚楽第」を修得した後、文化施設「聚楽第」を建てた様子。「聚楽第」があると、支配している諸勢力がすべてお抱え衆となる


文化の系統には「武家文化」「公家文化」「寺社文化」「南蛮文化」と4つの系統がある

 文化を振興すると建てられるようになる「文化施設」は全8種類。

武家文化の文化施設「八幡宮」:【攻撃強化】攻撃戦法の付加効果(状態異常発生)が複数部隊に対して発生するようになる
公家文化の文化施設「聚楽第」:【外交強化】支配している諸勢力がすべてお抱え衆となる

寺社文化の文化施設「大社」:【内政強化】勢力内に祭りが発生するようになる
寺社文化の文化施設「五重塔」:【内政強化】敵が仕掛ける計略(引抜・扇動)にかかりにくくなる
寺社文化の文化施設「黄金大仏」:【内政強化】募兵量が上昇する

南蛮文化の文化施設「城塞」:【防衛強化】鉄砲で攻撃。また、範囲内の敵部隊の移動速度が低下する
南蛮文化の文化施設「要塞聖堂」:【防衛強化】弓で攻撃。また、範囲内の敵部隊の士気が低下する
南蛮文化の文化施設「教会堂」:【防衛強化】拠点や施設で壊滅させた部隊の傷兵を吸収し、味方にできる

 「公家文化」の「浪士斡旋」を振興すると、全国に点在する浪人を朝廷に紹介してもらい、登用することが可能となる。この他にも、公家文化を振興することで季節初めに朝廷の使者が訪れるようになり、官位をもらったり家宝を購入することができる「招待」。朝廷の仲介で、敵対する勢力と停戦する「和解」などのコマンドが使えるようになる。朝廷の権威を利用することで、外交を有利に進めることができる。

朝廷の権威を使い方次第ということだ

「信長の野望・天道 パワーアップキット」
対応機種Windows XP/Vista/7
ジャンル歴史シミュレーションゲーム
発売日2010年12月17日(金)
価格6090円
(C)TECMO KOEI GAMES CO., LTD. All rights reserved.


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