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カプコン,PC事業本格参入! あのゲームもPCに!?
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2001年11月7日 |
カプコンは本日（11月7日），「CAPCOM-PC（仮称）」の事業展開について，プレスカンファレンスを開催した。
Necca秋葉原店で行われたこのプレスカンファレンスには，カプコン専務取締役の岡本吉起氏，同社第六開発部プロデューサーの牧谷洋志氏が登場。今後のPCゲームの展開についてプレゼンテーションを行った。
牧谷氏は，「ネットワーク環境や，キーボード，マウスといった周辺機器が一番揃っているのがPC。さらにハードメーカーに規制されない高い自由度も魅力だ」とPCに注力する利点を説明。
また岡本氏は2000年6月6日の事業戦略発表会で明らかにした通り，「これからはすべてのハードに同じゲームを同時発売する」ことを改めて宣言。その上で「PS2もPCも同じに扱う。特にPCは粗利も高いのでどんどん（新製品を）出していきたい」という。
具体的な事業戦略としては，「海外スタジオタイトルの日本ローカライズ」「CAPCOMコンシューマタイトルの移植」「他ゲームメーカーのコンシューマーを移植」「CAPCOM-PCオリジナルタイトル」を推進。
注目される「カプコンコンシューマタイトルの移植」では，今冬に“ディノクライシス2”“ロックマンX5”の発売を決定。さらに「侍がでてくる……」「ゾンビが出てくるけど魔界村じゃない」ゲームもPCで提供されるという言葉も，岡本氏から聴くことができたぞ。
さらに，「他社のコンシューマーゲームを移植」でも，「人気のあるものを，ネットワーク機能を追加した形でどんどん提供していきたい」（岡本氏）とのことなので，他社との協力体制にも注目が集まりそうだ。
「海外スタジオタイトルの日本ローカライズ」に関しては，現在開発進行中。11月22日に発売される「エンパイア・アース」を皮切りに，「エイリアン VS.プレデター2」「ナスカー・レーシング4」など「“あ，これもカプコンか”と思うようなタイトルを用意している」（牧谷氏）ということだ。
「もともとストリートファイターIIは，人間同士の闘いがやりたかったので制作したタイトル。これからはネットを通じて人対人の遊びを実現したい」と語る岡本氏。これから熱くなりそうなカプコンのPCタイトル，今後の展開に期待したい。
[SOFTBANK GAMES]
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