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新作多数! Xbox Conferenceにクリエイター集結
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2002年6月11日 |
6月11日に行われたマイクロソフトの「Xbox Conference 2002 Summer」では,ネットワーク構想などのほか,MSの林真佐人氏らから今後のXboxタイトルのラインアップも発表されている。
まずは,アミューズメントヴィジョン代表取締役の名越稔洋氏が林氏に壇上に招かれる。Xboxで「スパイクアウト エクストリーム(仮)」をリリースすることを明らかに。
「スパイクアウト」について,名越氏は「ゲームセンターで対戦格闘が全盛期に,それへの反骨精神で作ったタイトル」と説明。コンシューマーへの移植は,その精神をあますことなく反映できるものにしたいと考えていたという。その自信もついたということで,待望の発表になったわけだ。
病欠のアトラス・岡田耕始氏に代わって林氏が「真・女神転生」のデモ映像をPR。グラフィック,システムとも進化した「メガテン」がXboxで楽しめることになるぞ!
続いて,カプコン・第4開発部部長の三上真司氏が壇上に。「ディノクライシス3」がXboxで登場することを発表!
三上氏は「3作目ということで,そろそろ内容を一新する時期と考えている」とし,「3」の舞台が何と宇宙(!)であることも明らかにした。宇宙船の居住空間などが分離&移動することで,ステージが変化するようだ。宇宙船内で迫り来る恐竜! これは結構コワいぞ!「まだまだ納得できる映像ではない」と三上氏。秋のTGSには,自信を持った映像を出展してくれるというから期待しよう。
コーエーのシブサワコウ氏はビデオで出演。E3でも話題となった「紅の海」をアピール。壇上には,同タイトルのプロデューサー・杉山芳樹氏,ディレクターの小堤啓史氏が,「このカンファレンスのために作った」コスチュームを着て登場。小堤氏は,カッコイイ演舞を見せてくれたぞ。
お2人によれば,グラフィックはもちろん,コーエーお得意の多数群集を動かす演算能力など,「Xboxというハードで何ができるか」を追求したタイトルとなるという。PCをはじめあらゆるプラットフォームで活躍するコーエーがXboxの可能性をどのようにタイトルに反映するか注目したい。
さらにスマイルビット取締役制作部長・川越隆幸氏が登場。
SOFTBANK GAMESでも大好評の「パンツァードラグーンオルタ」の説明を行った。林氏もE3での注目度の高さを興奮気味に振り返り,かつてのシリーズを上回るグラフィックに驚いていた。
川越氏は,「〜オルタ」はSSの「パンツァードラグーン」の次世代のお話だという。「“オルタ”のウリは,リアルタイムモーフィングによる“変化”と,敵に回り込むときなどの“ポジショニング”」というから,今後,この2点に注目だぞ。
最後を締めたのは,テクモの執行役員 Team NINJAリーダーの板垣伴信氏。まずは,「NINJA GAIDEN」の映像が! E3で公開されたものよりもさらに進化していた。壁走りする忍者がカッコイイ!
次いで板垣氏は,E3で話題を独占したDOA女性キャラのビーチーバレーゲーム「DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball」のリリース発表も国内で行った。「DOA3をプレイしたいがためにXbox本体を購入したファンのためにも,このタイトルを発表した」と話す。さすが,ファンのことを第一に考えてくれている氏らしいコメントが聴けた。
板垣氏退場後に流された「DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball」の映像もE3よりもさらに新カットが追加されていた。ますます発売が楽しみだぜっ!
MS大浦氏が語ったように,ようやく国内でも充実してきたタイトル群。Xboxは先日の値下げ,今回のネットワーク構想とともに,多彩なラインアップで巻き返しを狙う!
[SOFTBANK GAMES]
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