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MS「Xbox Live」展開に中氏がXbox「PSO」デモ
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2002年6月11日 |
マイクロソフトは6月11日に開催したカンファレンスにおいて,Xboxのオンラインゲーミングサービス「Xbox Live」の日本での展開を明らかにした。39社・47タイトルが対応を表明している。
MSによれば,Xboxのユーザーの51%がブロードバンドを導入しているという統計を発表。MSの大浦氏は,「ブロードバンドネットを選んだというMSの賭けは,見事に成功した」と話す。
Xbox Liveは,日・欧・米で今秋に同時サービス開始を予定しており,本日のカンファレンスでは,日本向けのXbox Liveスタータキットの発表も行われている。
既報の通り,このスタータキットには,Xboxボイスコミュニケータ(マイク付ヘッドセット),12カ月分の「Xbox Live」使用料などとともに,「ファンタシースターオンライン」(仮称)が同梱されるほか,数本のネットゲームも含まれる。
「PSO」同梱に会場がざわめく中,壇上に呼ばれたソニックチームの中裕司氏は,実際にXboxコミュニケータを使って,ボイスチャットをしながら「PSO」をプレイしてみせた。
一緒にプレイしているMSのスタッフに,別の部屋にいる「PSO」ディレクターの見吉氏がプレイ方法を“声”で教え,それに中氏が“声”詳細を追加(突っ込み)するというデモは,結構斬新。キーボードになれていないユーザーにはもちろん,タイピングチャットでは間に合わない戦いの指示などもできそうだ。
また,ウワサのボイスエフェクトもデモされ,“宇宙人語”のような中氏のセリフに,来場者一同大爆笑。「製品版には,男性が女子高生ような声を出せるまでにクオリティアップする。ネカマの方も期待してほしい(笑)」(中氏)とのこと。楽しみに待とう。
また,PSOのほかにも,「Xbox Live」サービス開始と同時期に「サウザンドランド」(フロム・ソフトウェア),および「Whacked !」(マイクロソフト) が発売される。スタート時から多彩なゲームが楽しめるわけだ。ネットワークの巨人・MSが放つXboxのネットサービスのスタートをが待ち遠しい。
[SOFTBANK GAMES]
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