10月18日,NECは2000年末に発売が予定されている任天堂の次世代ゲーム機「ドルフィン」(仮称)向け半導体を受注したと発表した。
受注したのは,動作周波数200MHzで0.18μm(マイクロメートル)DRAM混載プロセスを採用したグラフィックスLSIとデータ転送速度3.2Gバイト/秒の高速DRAM。累計受注規模はおよそ3000億円を見こんでいる。
また,この受注とグラフィックスLSIと高速DRAM,そして10月4日に発表した「UX4」を採用したシステムLSIなどの生産に対応するため,NEC九州に約800億円の設備投資を行い,熊本に新工場を建設する。
新工場の着工は11月で,2000年8月からの稼働を予定している。
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