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質も量も種類もハンパじゃない!コナミブース
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2002年9月21日
「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」「サイレントヒル3」「メタルギア ソリッド2 サブスタンス」「真魂斗羅」「遊星からの物体X episodeII(仮)」「Jリーグウイニングイレブン6」……などなど,今年のTGSには重量級の新作PS2タイトルを送り込んできたコナミ。その割には,ほかのブースに比べて飾り気は少ない気が……。
しかーし,安心召されい! その分のスペースには新作の試遊台を大量に設置。さらに,全試遊台にはSONY製のスピーカーを設置し,迫力の大音量で心ゆくまで楽しめるような心配りがなされていた。とにかく少しでも多くのユーザーに触ってもらって満足してもらいたい,という心意気がひしひし感じられる。その姿はまさに「質実剛健」!
では,それら重量級のタイトルの様子をいくつか紹介しよう。
まずは昔懐かしい2Dシューティングの血を受け継ぐ「真魂斗羅」。アーケードやFC,SFC……などなど,多くのハードを渡り歩いてきた硬派なシューティングなのだが,もちろん今作でもその硬派さは健在!
昔ながらの横スクロール,縦スクロールもありながら,「真魂斗羅」ではなんと,スノーボード(みたいな板)で雪山を滑降しながら敵と戦うステージも。血を受け継ぎつつも,さらに独自の進化を見せる「真魂斗羅」に要注目!
「メタルギア ソリッド2 サブスタンス」の試遊台には日本人だけではなく,海外からのメディアが大勢押し寄せていたのが印象的。小島監督もやはりプレイする人たちの様子が気になるのか,ブースの外からそっと観察していた。
さて,今回出展された試遊台のゲームモードは
1.雷電用VRミッション
2.本編序盤のステージのステージを使用しての実戦訓練 雷電用
3.スネーク用VRミッション
4.本編序盤のステージのステージを使用しての実戦訓練 スネーク用
5.一人称視点での目標破壊訓練
の全部で5種類。MGS2の本編で見たことがあるような場所と,初代のMGSでおなじみになったVRミッションの両方で訓練を行うという設定だ。特に5の一人称視点での目標破壊訓練は,どんどん出てくる的に弾を当てるため,武器の強弱を考えて使わないと,すぐ弾薬切れや時間切れになってしまう。シンプルそうに見えて意外と頭を使うので,パズルの感覚で楽しむことができた。
とにかく種類と数がハンパじゃないこのコナミブースの中でも特に,多くの来場者の心をガッチリつかんで離さなかったタイトルがある。ガッチリとつかみすぎて,「1回1プレイ」じゃ飽きたらず,”連コイン”ならぬ”連プレイ”する大人こどもまで登場(俺の前にいたお前だぁ! このあほう)。今年のTGSの中でアンケートをとったら間違いなく,この「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」というタイトルは上位に食い込むだろう。
なにしろ,前作で好評だったアクション性にさらなる磨きがかかり,カメラワークが異常なほどにキレがいい。なによりテンポよく適度なスピード感で敵を倒していくことが,えらく爽快なのだ。さらに,操作がロボットゲームらしからず,分かりやすくて明快,ときたもんだ。そりゃしばらくプレイしていたいよなぁ……。いやいや,ルールはちゃんと守りましょうね。
コナミブースで遊べたタイトルはPS2用だけではなく,PS,GC,Xbox,GBAなど,各ハードに渡ってまんべんなく散りばめられていた。特にGBA用のタイトルは「パワプロクンポケット5」「Jリーグ ウイニングイレブン アドバンス 2002」「魂斗羅ハードスピリッツ」「サイレントスコープ」……などなど,全16種類あまりもの充実したラインナップだ。
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